HOME >> 特集 市長が語る「四日市の今、そして未来」 2010/1月上旬
2010 YOKKAICHI
特集:市長が語る「四日市の今、そして未来」
 
『元気・魅力・安心の創造』 夢のあるまちを目指して
就任しておよそ1年となる田中市長。
世界規模の不況が広がる中でも、着実に市政運営を図り、元気・魅力・安心を創造する、新しい四日市のまちづくりが一歩一歩進められています。
新年を迎えるに当たり、これからの四日市市政にかける熱い想いを語ります。
田中俊行市長
田中俊行市長
新たなまちづくり施策を着実に展開
私は就任以来、「みんなが誇りを持てるまち、四日市」を目標に掲げ、
さまざまな施策への取り組みを進めています。
四日市を元気なまちに
●まちを元気に
 中心市街地の空き店舗を活用し、市民文化活動の発表、体験、交流の拠点として、「文化の駅」を設置するとともに、歩行者天国を開催しました。今後も文化やスポーツを通じ、まちを元気にする取り組みを進めていきます。
歩行者天国のにぎわい
歩行者天国のにぎわい
●産業を元気に
 首都圏で四日市の魅力や特産品をPRするイベントを実施するとともに、理科系大学生や工業高校の生徒を対象に、地元のものづくり企業訪問ツアーを開催しました。今後も人材確保支援を継続していきます。
  また、先端技術産業の集積や新規産業の創出を図るため、新たな支援システムを構築し、合わせて、持続的な雇用確保も図っていきます。
四日市を魅力的なまちに
●独自施策で教育のまちに
 さまざまな問題を解決する能力の向上と豊かな人間性の育成を目指して、独創的な教育施策を検討する「四日市の教育を考える懇談会」を立ち上げるとともに、読書を推奨するため、学校への図書館司書の派遣も行いました。また、家庭教育を重視し、家族の役割や大切さを考える機会として「家庭の日」にちなんだイベントを開きました。
  さらに、今年1月から、デリバリー方式の中学校給食を全校で実施します。(楠地区を除く)
●環境のモデル都市に
 低炭素社会の実現に向け、自転車活用のシステムづくりや道路の渋滞(環境負荷)対策としての道路整備に取り組んでいます。  今後も、「エコ計画」の策定や環境教育の充実など、市全体で省資源・循環型社会の実現に取り組んでいきます。
 
四日市を安心して暮らせるまちに
●子育てしやすいまちに
 子どもの医療費や保育料の助成制度の拡大、女性が働きやすい環境づくりなど、子育て支援策の充実を検討しています。
●高齢者や障害者が暮らしやすいまちに
 新たに設けた「安心の地域医療検討委員会」の検討を受けて、在宅医療の推進や地域医療の機能分担とネットワーク化に努めていきます。また、市立四日市病院の病棟増築・改修工事に今春から着手します。
●災害や危機に強いまちに
 自然災害や新型ウイルスなどの危機に一元的に対応するため、「危機管理室」を設置しました。今後も、迅速かつ的確な危機管理に努めていきます。
新しい総合計画による夢のあるまちづくり
上記以外にも、さまざまな施策に取り組んでまいりました。
それらの展開を受け、長期的な視点に立って、本市の目指す将来像と
まちづくりのあり方を検討する必要があります。
●新しい総合計画づくり
 本市の将来ビジョンを示す現在の「四日市市総合計画」は平成22年度で終了します。そのため、長期的な展望に立って本市の目指すべき将来像を描き、平成23年度からの10年間を期間とする新たな総合計画を策定していかなければなりません。
  本格的な少子高齢社会を迎え、地方分権の進展や市民活動の活発化など、本市を取り巻く社会経済情勢が大きく変化しています。そのような中、今後の社会構造の変化を的確にとらえ、都市経営という視点に立って、元気・魅力・安心をキーワードに、夢のある総合計画づくりに努めてまいります。
●市民の皆さんの参加を得て策定
 新たな総合計画の策定では、市民の皆さんをはじめ、各界、各分野の方々のご意見を伺いつつ、職員の自覚と能力を高めながら、「みんなが誇りを持てるまちづくり」に向けて、戦略的な計画づくりを進めていくことが大切です。
  その上で、「選択と集中による施策の重点化」や「事業の費用対効果」といった視点も加えて、持続可能なまちづくりを進めていきます。
市民の皆さんの参加による計画策定(新総合計画策定の体制図)

●この特集についてのお問い合わせは 政策推進課 TEL 354‐8112
広報広聴課 TEL 354‐8244 FAX 354‐3974
Copyright(C) 2010 Yokkaichi City All rights reserved.