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2003 YOKKAICHI
特集 安全なお肉を食卓へ
安全なお肉を食卓へ
四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場(新正四丁目)では、 おいしい牛肉や豚肉をみなさんの食卓に届けるため、 (株)三重県四日市畜産公社がその処理と卸売りを担っています。 また、最新設備を整え、食肉衛生検査所の厳重な衛生管理と検査体制の下、 安全な食肉を提供しています。
牛、豚の食肉を供給する県下でただ一つの食肉市場
四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場は、昭和33年10月に開設され、大阪、名古屋に次いで全国3番目に古い歴史を持つ、県下唯一の食肉市場です。施設内での牛や豚の処理と卸売りの業務は(株)三重県四日市畜産公社が行っています。
処理能力は1日に牛50頭、豚350頭で、食肉衛生検査所の厳重な検査の下、それぞれの専用ラインで処理された肉は北勢地域を中心に、県内や隣接県などに流通しています。
競(せ)り場(ば)
競(せ)り場(ば)
  本年3月には、豚部分肉処理加工施設が稼働を始め、より衛生的な食肉を供給できる体制が整いました。

四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場
四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場
■食肉が食卓に届くまで食肉が食卓に届くまで
徹底した衛生管理 まるでオートメーション工場
 食肉センターでは、平成13年に国の基準以上の衛生管理ができる最新施設を導入。処理は牛や豚がレールに吊り下げられた状態で各処理設備を流れていき、全工程で徹底した衛生管理が行われています。常に清潔な状態で進められていく処理の様子は、さながらオートメーション化された食肉生産工場のようです。
冷蔵庫(豚枝肉)
冷蔵庫(豚枝肉)
牛皮はぎ機 牛せき髄吸引除去装置 豚内臓検査コンベアー 豚自動洗浄背割り機
牛皮はぎ機 牛せき髄吸引除去装置 豚内臓検査コンベアー 豚自動洗浄背割り機
検査も厳重、BSE対策も十分に
食肉衛生検査所は、食肉の衛生と安全を確保するための検査機関として、厳重な検査を実施しています。検査は搬入時に病気を持つ牛や豚がいないかをチェックすることから始まり、処理工程では工程の進行に従い、解体前検査、内臓検査、頭部検査、枝肉検査を行い、異常を発見したときはその部分を廃棄するほか、必要に応じて精密検査を行います。また、試験室では微生物検査、理化学検査、病理学検査などを行い、微生物による汚染防止対策や動物用医薬品などの検査を行っています。
  さらに、BSE対策にも万全の体制を図り、すべての牛へのBSE検査はもとより、せき髄吸引除去装置により、せき髄を除去するとともに、他の危険部位も完全に除去するといった、何重もの対策で食肉の安全確保に努めています。
枝肉検査 BSE検査
枝肉検査 BSE検査

●この特集についてのお問い合わせは 食肉センター・食肉地方卸売市場
 TEL 353‐0209 FAX 350‐0056
食肉衛生検査所 TEL352‐0785 FAX 352‐0786
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