HOME >> 特集 住宅用火災警報器の設置 2009/5月上旬
2003 YOKKAICHI
住宅用火災警報器の設置
火災報知器があなたの命を守る!!
平成20年6月からすべての住宅に「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられて、間もなく1年が経過します。住宅火災で亡くなった人の約7割は「逃げ遅れ」が原因です。住宅用火災警報器の設置は、火災を早期発見し、避難に非常に有効な手段となります。消防本部管内でも、住宅用火災警報器を設置していたために、火災の拡大防止、避難に成功した事例があります。まだ設置していない人は、一日も早く設置しましょう。
警報が大事防いだ
平成19年10月夕方 台所の居間でピーピー
平成20年3月夕方 台所でピーピー
一人暮らしのお年寄りが台所で調理中、
その場を離れたため、鍋が焦げて
台所に取り付けられている
住宅用火災警報器が作動しました。
早く気付いたため
火災にはなりませんでした。
一人暮らしの人が
夕食を調理中、ガスコンロをつけたまま
その場を離れたため、鍋が焦げて、その煙で
台所隣の居室に取り付けられた
住宅用火災警報器が作動しました。
すぐに消し止めたため、
火災にはなりませんでした。
平成20年8月朝 寝室でピーピー
 女性が1階にいる時に、2階寝室に取り付けられている
住宅用火災警報器がピーピーと鳴っているのに気付きました。
2階へ行くと寝室から煙が出ているのを発見し、
すぐに119番通報を行った後、家の外へ避難しました。
火災による被害は2階寝室の一部だけですみました。
住宅に火災警報器を取り付けましょう
■ 住宅用火災警報器を設置する場所(2階建て、寝室が2階だけの場合の例)
台所は義務ではありませんが、より安全のために備えましょう
火災に早く気付くことが大切
 近年、住宅火災における死者数は全国で5年連続して1000人を超えています。そのうち約7割は就寝中などで、火災に気付くのが遅れたために逃げ遅れで亡くなられています。そこで住宅用火災警報器を設置することで火災に早く気付き、逃げ遅れによる死者を防ぐことができます。
寝室に付けてください
 設置場所は、まずは「寝室」となっています。子ども部屋など家族が就寝する部屋のすべてに付けます。
寝室が2階にある場合は階段にも必要です。
台所は義務ではありませんが、火災発生の危険が高いので設置することをお勧めします。
煙感知式でNSマークのあるものを使用
 住宅用火災警報器には火災の煙を感知する「煙式」と熱を感知する「熱式」があります。寝室や階段には煙を感知していち早く火災を知らせる「煙式」を付ける必要があります。台所には焼き物の煙などでも誤作動しない「熱式」を付けることもできます。いずれも日本消防検定協会の鑑定したNSマークのあるものを選びましょう。
自分で取り付けられます
 住宅用火災警報器の設置方法は、製品に付いている説明書に記載されています。取り付けが困難と思う人は購入する店で相談してください。
訪問販売に注意を!!
電気店などで購入できます
住宅用火災警報器は消防設備取扱店、ホームセンター、電気店などで販売しています。
価格は10年間寿命がある電池式で4,000円程度で購入できます。
住宅用火災警報器の悪質な訪問販売に注意してください。消防職員が販売することはありません

●この特集についてのお問い合わせは 予防保安課 TEL 356‐2008 FAX 356‐2041
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