HOME >> 平成21年度当初予算 2009/4月下旬
2003 YOKKAICHI
特集 平成21年度当初予算
みんなが誇りを持てるまちづくりを進めます〜元気・魅力・安心〜
平成21年度予算案が市議会3月定例会で可決されました。
一般会計予算は973億8,200万円で、前年度に比べ24.7億円(2.5%)減です。予算編成では、マニフェストで掲げた政策ビジョンに基づき、取り組める施策を進めるとともに、財政の健全化の推進も図りました。また、競輪事業特別会計より5年ぶりに1億円を繰り入れることとなり、福祉の事業などに充当いたします。
歳入 市税が21億円減
市税では、個人市民税、固定資産税は微増、法人市民税は23.6億円(29.6%)減を見込み、市税全体で21.0億円(3.3%)減となりました。
  地方交付税は2.2億円(26.8%)増となりました。
  国庫支出金は0.4億円(0.5%)、県支出金は2.1億円(4.7%)、ともに増となりました。
  一方で、市債の発行が9.0億円(15.0%)減少しました。
歳出 介護や生活保護などの民生費が8.9億円(3.4%)増
総務費/ 土地開発公社経営健全化対策事業費が増えるなどで0.3億円(0.2%)増
衛生費/ 市立病院整備基金積立金の減少などで5.0億円(5.4%)減
商工費/ 企業立地奨励金交付事業の減少などで2.6億円(6.8%)減
土木費/ 連続立体交差事業負担金、公園緑地整備補助事業費の減少などで9.9億円(5.3%)減
消防費/ 中消防署中央分署整備事業の終了などで10.7億円(23.6%)減
教育費/ 中央緑地運動施設整備事業の終了などで3.0億円(3.5%)減
一般会計 974億円
%は構成比、( )内は前年度比
金額はすべて表示単位未満を四捨五入しており、合計と合わない場合があります
予算づくりの基本的な方針
マニフェストに基づいた施策を推進
 平成21年度予算では、「みんなが誇りを持てるまち、四日市」を目指して、マニフェストに掲げた「元気なまち」「新しい魅力をつくり、イメージを変える」「安心して暮らせるまち」の政策ビジョンの中で、早急に実施すべき施策やマニフェストと考えを同じくする従来からの継続事業を積極的に推進するものとしました。
財政の健全化も着実に推進
 経済不況に伴い、市税収入が減少に転じる中で、将来にわたる財政の健全化が一層求められています。平成21年度予算では市債(借金)の発行を抑制したほか、市債残高の減少にも努めました。また、人件費の軽減を図るなど、従来の行財政改革をさらに推進する一方で、広告収入など、新たな収入の確保にも努めます。
緊急雇用・経済対策経費を補正予算に計上
 現在の非常に厳しい経済状況や雇用状況に対応するために、緊急経済対策にかかる予算として、国の2次補正予算の補助事業と合わせて5.5億円を平成20年度3月補正予算に計上し、また雇用創出のため、国の緊急雇用創出事業等にかかわる予算として1.1億円を平成21年度当初予算の補正予算に計上しました。
財政健全化に向けて
借金の軽減を着実に推進
 平成21年度の一般会計の市債残高は936億円を見込み、前年度(見込み)より57億円の減少となります。一方、市債発行は51億円で、前年度(見込み)より9億円抑制しました。公債費(借金の返済)も大型公共施設などの償還がピークを過ぎ、127億円となり、前年度(見込み)より5億円減少。今後、公債費、市債残高ともに徐々に減少していく見込みです。
不測の事態などに備えて貯金
 災害などの不測の支出や年度間の財源の不均衡を調整するための財政調整基金(貯金)は25億円の見込みで、前年度(見込み)と同額、土地開発公社の負の資産処理に備える基金は37億円で、前年度(見込み)より0.3億円の微増。一般会計全体の基金総額は140億円で、前年度と同額となる見込みです。今後、さらに適正な増額に努めます。
■市債現在高と公債費の推移(一般会計)   ■基金残高総額の推移(一般会計)
市債現在高と公債費の推移(一般会計) 基金残高総額の推移(一般会計)
特別会計予算
区分 予算額 前年度比(%) 一般会計からの繰入金
競輪事業 179.2億円 +0.4
国民健康保険 285.8億円 +6.4 20.3億円
食肉センター食肉市場 5.1億円 −11.3 3.1億円
土地区画整理事業 9.0億円 −0.3 7.8億円
住宅新築資金等貸付事業 0.6億円 +83.4 0.3億円
老人保健医療 2.0億円 −90.6
公共用地取得事業 13.4億円 +52.7
農業集落排水事業 4.6億円 +43.6 1.8億円
介護保険 155.4億円 +5.6 24.4億円
後期高齢者医療 41.0億円 +4.6 22.5億円
合計 696.2億円 +1.9 80.3億円
公営企業会計予算
区分 予算額 前年度比
(%)
一般会計
からの繰入金
水道事業 112.8億円 −11.6
病院事業 185.0億円 +1.4 9.4億円
下水道事業 266.4億円 −12.7 77.7億円
合計 564.2億円 −8.3 87.2億円
財産区予算
区分 予算額 前年度比
(%)
一般会計
からの繰入金
桜財産区 0.3億円 +9.4

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