HOME >> 特集 市政アンケート結果報告 2009/2月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:市政アンケート結果報告
市政に「満足」していますか? どんな施策に「期待」しますか?
市では、行政上の課題や市民生活の問題点について、市民の皆さんの声を聞き、市政に反映させるため、毎年、市政アンケートを実施しています。
今回も、「市政全般の満足度、期待」を中心に伺いましたので、その結果をお知らせします。
皆さんからの声を市政に反映していくため、アンケート結果を十分活用していきます。
[アンケートの概要] 対象/市内に居住する20歳以上の 5,000人(無作為抽出)
実施/平成20年9月1日〜30日
回答/2,254人(有効回答率45.1%)
家族と病院と自転車
「市立病院」に大きい期待
 「市政全般の満足度、期待」では、市政について9分野48項目にわたって市民の皆さんの声を聞きました。
  全体では昨年度より満足度が下がり、期待が大きくなりました。満足度が最も高いのは「各種検診の充実」、最も低いのは今回新たに設けた「自転車にやさしいまちづくり」でした。期待が最も大きいのは3年連続で「市立病院」でした。
 家族構成からみると、中学生以下と同居しているかどうかでは、同居する人の方が子育て、学校、教育で満足度が低く、期待が大きいことが分かりました。また、「自転車にやさしいまち「市政全般の満足度、期待」を聞いた9分野づくり」「交通安全対策の充実」なども同じ傾向となりました。一方、介護保険や高齢者施策については、高齢者や高齢者と同居する人の方が満足度が高くなっています。
満足度・期待度一覧

 

望まれる「自転車にやさしいまちづくり」
 特に多くの市民の皆さんから求められているのは満足度が低く、期待が大きい施策です。その中で「自転車にやさしいまちづくり」のほか15施策が特に求められていることが分かりました。今年度から新たに設問に加わった、「自転車にやさしいまちづくり」「公共交通の便利さ」のほか、「公園の整備や市内の緑の保全・創出」「学校施設の整備」「保育サービスの充実」も昨年度より満足度が低下した結果、特に求められる施策となりました。
市民から求められている施策グラフ
充実した医療、より良い療養環境を目指しています
 市立病院は市人口31万人、北勢地方人口約83万人の急性期医療(※1)を担う中核病院として、地域住民から大きな期待を寄せられており、その医療ニーズに応えられる質の高い医療の提供に努めています。現在は平成20年3月に策定した中期経営計画に基づいて病院を運営し、診療機能の充実を図るため、今年度は、電子カルテシステムやDPC(医療費包括支払制度)を導入、また、最新鋭のコンピュータ断層撮影装置(CT)などを設置しました。一方、新病棟増築・既設改修工事については、電子カルテ平成20年度には外来トイレや待合ホールの改修などを行っており、平成21年度には全体の工事発注を行う予定です。工事は新病棟増築、外来診療の改修、既設病棟改修と進め、平成25年度までに完成する予定です。
  6人部屋を4人部屋にするなど、療養環境を改善するとともに、高度な手術や救急の充実を図るため、手術室の増室や救急棟にMRI(※2)室の増築を行います。併せて、高齢者や身体に障害を持つ人など、どなたでも利用しやすい病院施設となるよう、段差の解消、手すりの設置などのバリアフリー化も行います。実施にあたっては慎重に進めてまいりますので、どうぞご協力をよろしくお願いします。
※1 急性期医療: 発症から症状がある程度改善するまでの段階に対して、集中化した医療により、症状が不安定な患者を短期間に回復させる医療
※2 MRI:磁場と電波を利用した画像診断装置

お問い合わせ
  市立四日市病院 総務課(Tel 354-1111(代表))


自転車を利用しやすい環境づくりを進めます

 自転車はCO2を排出しない環境にやさしい乗り物で、乗ることで運動不足による体力低下や生活習慣病の予防にもつながることから、近年ではその利用が見直されています。
  市民の皆さんからは自転車にやさしいまちづくりに大きな期待が寄せられ、自由意見でも「自転車道の整備に力を入れてほしい」「自転車で街中を走れるような仕組みがほしい」「自転車走行レーンの整備をしてほしい」など多くのご提案をいただきました。
  市でも、過度に自動車に頼らず、公共交通機関や徒歩、自転車で移動できる、「歩いて暮らせるまちづくり」に向けた取り組みを始めています。
  昨年11月1日・2日には、自転車の利用を呼び掛ける「レッツ・トライじてんしゃ」を市民公園で開催し、乗り方講習や自転車修理体験、自転車発電体験などに約900人の参加がありました。また、11月1日から17日には、放置自転車を活用したレンタサイクルの社会実験を行いました。実験では、近鉄四日市駅とJR四日市駅に貸出所を設置しましたが、延べ622台の利用があり、継続を望む多くの声が寄せられました。

さらに、昨年4月から、市民公募による交通安全教育指導員8人が行う自転車の安全な乗り方教室などの取り組みも始めました。
  今後も、市民の皆さんにも意見をいただきながら取り組んでいきますので、ご理解とご協力をお願いします。
乗り方講習
「レッツ・トライじてんしゃ」での乗り方講習

お問い合わせ
  都市計画課(Tel 354-8194)
管理課(Tel 354-8154)
市政アンケートにご協力いただきありがとうございました。
アンケート結果の詳細は市ホームページまたは、市政情報センター、楠総合支所および各地区市民センターでご覧ください。
[ホームページアドレス] http://www.city.yokkaichi.mie.jp/questionnaire/2008shisei.html

●この特集についてのお問い合わせは  市民生活課  TEL 354‐8147 FAX 354‐8452
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