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2003 YOKKAICHI
特集:四日市の文化振興
文化「住みつづけたくなるまち・四日市」を文化で創造
「このまちが好き」「このまちには私の友だちがいる」「このまちで生きていきたい」ー
本市の長い歴史の中で培われてきた「まちへの誇りと希望」を大切にし、
すべての人が文化的に生きる権利があることを基本にしながら、市民・企業・行政が協働して、
文化と産業がうまく調和した「住み続けたくなるまち」に向けて、文化行政を進めています。
四日市の文化振興を進めます
 本市では、文化振興のための基本条例として、平成14年6月に議員提案により「文化振興条例」が制定され、それを受けて「文化振興審議会」を設置しました。さらに、審議会の答申を受け、「文化の振興に関する基本計画(文化振興ビジョン)」と「文化振興実施計画」を策定しました。
  現在、市では「文化振興実施計画」を具体的に進めるために、市民の皆さんの意見を聞く場として「文化振興に関する市民会議」を開催しています。メンバーは、文化活動をしている人に限らず、市内の企業の人や交通事業者、高校生や大学生など、まちの縮図となるよう、幅広くさまざまな分野の人で構成されています。
  この市民会議には、関係課長も出席し、実施計画に対する委員の意見を直接聞き、それぞれの課の施策に反映させることができるように工夫しています。
 
「文化振興実施計画」の中から、主な事業を紹介します。折に触れ、ご利用、ご参加下さい。
市民が主役で文化を振興
 市民の皆さんの自主的で創造的な活動により、市の文化がつくられます。
文化振興基金を活用した補助事業
 市民の皆さんが行う文化事業を文化振興基金を活用して支援しています。
四日市市文化振興基金
楽しい出会いと感動の場・市民文化祭
 文化会館などを会場に、毎年多彩な催しを行っています。
第九演奏会
文化会館で行われた四日市の第九演奏会
まちの誇りと文化の再発見
 文化を生かした地域づくりのためには、誰もがまちの文化を誇りに思い、そのまちに住むことに喜びを感じるとともに、日々の生活の中で文化が感じられることが大切です。
市民大学「意外と知らない!四日市」
 四日市のことを知り、もっと好きになってもらいたいという講座を、今年度も、「市民大学一般クラス」で開催しました。
景観の再発見
 市制111周年記念事業「電車・バスで行く市内再発見の旅ルート」は、まちの再発見をしながら、環境にも優しい公共交通機関を利用していただくきっかけづくりです。
丹波文雄記念室 語り部事業
語り部 博物館3階に、文化勲章受章作家丹羽文雄を顕彰する記念室があります。丹羽文雄の足跡やまちの文化の再発見ができるように案内する市民ボランティア「語り部」の活動も行われています。
語り部の日
あいさつで文化のまちに
「こんにちは」ー 。さわやかなあいさつが交わされる日常は、豊かな文化のまちの風景かもしれません。
文化会館
泗水庵
 
子どもたちに芸術文化を
 より文化を感じられるような環境づくりが、すべての人にとって大切です。特に次代を担う子どもたちが本物の芸術文化に直接触れて、心が揺さぶられるような機会が多くなるよう事業に取り組んでいます。
公共ホール音楽活性化事業
 市民の皆さんにクラシック音楽を身近に感じていただくため、毎年、新進気鋭のアーティストを招き、文化会館でコンサートを開いています。
 さらに、クラシック音楽の魅力を実感してもらおうと、アーティストが小学校に出向き、子どもたちの目の前で生の演奏を体験できる機会を設けています。
学校でプロのクラッシク演奏を楽しみました
飯田彩花さん(写真右)田口雄一君(いずれも浜田小学校6年生)
 去年、5年生の2学期に大森潤子さん(バイオリン)と中島由紀さん(ピアノ)が学校に来てくれました。生で聴く演奏は、日ごろテレビやCDで聴く音楽より、とても迫力があり感動しました。また、世界地図を見ながら地名と曲の関係を説明してくれたり、バイオリンの弓が何本もの馬のしっぽの毛を集めて作られていることを、実際に弓をゆるめて見せてくれるなど、とても面白かったです。音楽を聴くことや楽器演奏することの楽しさも改めて分かり、いつまでも音楽と身近でいたいと思いました。
学(まな)び舎(や)音楽会
 すべての子どもたちに鑑賞してもらえる機会をつくりたいとの思いから、文化会館職員が学校に出かけていってコンサートを行います。
 このように、学校や園では、年に1回の芸術鑑賞教室などを通じ、文化に触れることができる機会が増えてきました。
家族

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