HOME >> 特集 介護保険のしくみ 2008/11月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:介護保険料の使い道
介護保険は皆さんの保険料と公費で支えられています
介護保険制度は、介護が必要な人や介護する家族の負担を社会全体で支えることを目的につくられたものです。介護サービスの費用は、保険に加入している人(40歳以上の人)の保険料と、国や県、市による公費(税金)と、利用者の負担で賄われています。
介護保険料はどのように使われるの?
65歳以上の人の保険料はすべて
介護サービスにかかる費用に使われます。

※介護サービスにかかる費用は、介護保険の制度運営に必要な額の約9割を占めます。残り1割は、介護サービス以外のサービスや認定審査にかかる費用などです。
 
 介護保険を利用し、介護サービスを受けたときの費用は、まず、利用者本人が1割を負担します。残りの9割のうち半分を被保険者の保険料で、残りの半分を国、県、市で負担します。被保険者の保険料では、65歳以上の第1号被保険者が19%、40歳から64歳の第2号被保険者が31%を負担します。
■介護サービスにかかる費用の財源
費用財源グラフ
●介護保険料は所得控除の対象です
1年間にお支払いいただいた介護保険料は、その年の所得税や市県民税の申告の社会保険料控除の対象となります。介護保険料納付済額のお知らせを11月下旬ごろ発送いたします。
どんな介護サービスが受けられるの?
 介護の必要度に応じて、自宅や施設でサービスを受けられます。
 介護が必要になったとき、要介護などの認定を受けると、その要介護度に応じてさまざまな介護サービスを利用できます。介護サービスの利用者は、原則として、費用の1割を負担していただきます。
主な居宅サービス
自宅などで介護サービスを利用します。
訪問介護(ホームヘルプ)
  自宅での食事・入浴・排泄などの介護
通所介護(デイサービス)
  通所施設での入浴・食事の提供や機能訓練
短期入所生活介護(ショートステイ)
  一時的な施設入所での日常生活の援助
福祉用具貸与
  車いす・介護用ベットなど用具のレンタル
福祉用具購入費の支給(年間10万円まで)
  ポータブルトイレなどの用具購入費用の9割分を支給
住宅改修費の支給(1人1回限り、20万円まで)
  手すりの取り付けや段差の解消などの費用の9割分を支給
 
主な地域密着型サービス
 住み慣れた地域で暮らしながら、介護サービスを利用します。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
  認知症の人が施設に入居し、少人数の共同生活 をしながら受ける、入浴や食事の介護
認知症対応型通所介護
  認知症の人が受ける、通所施設での入浴・食事の 提供や機能訓練
施設サービス
 常時介護が必要な人が入所して、介護サービスを利用します。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設(老人保健施設)
介護療養型医療施設
介護が必要と思ったら、どうすればいいの?
 各地域にある在宅介護支援センターが最も身近な相談窓口です。
 介護相談から公的福祉サービスを利用するための連絡や調整まで、介護に関するさまざまな相談に応じます。
■在宅介護支援センター
支援センター一覧
 

●この特集についてのお問い合わせは  介護・高齢福祉課 TEL 354‐8190 FAX 359‐0288
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