市内では、災害時に備え、外国人に直接声を掛け、一緒に防災訓練に参加している地域もあります。この地域では、翻訳したお知らせを配布するだけでなく、一軒一軒参加を呼び掛け、また地域の中から通訳者を見つけ訓練時に通訳を行うなどの努力や工夫の結果、外国人の参加者も増えてきています。 このような地域での身近な取り組みが、国籍や民族、文化の違いにとらわれることなく、ともに理解し支え合って暮らす多文化共生社会の実現につながるのではないでしょうか。