HOME >>特集 「教育相談」で子どもの悩みを早期発見・解消 2008/8月下旬
2003 YOKKAICHI
特集 四日市市制111周年記念事業 7・8月の催し
「教育相談」で子どもの悩みを早期発見・解消
子どもやその保護者が抱く悩みなどを解消するために、各小・中学校で開かれているのが「教育相談」です。
学校で悩みなどについて気軽に話ができる「教育相談」が、子どもたちの明るく健やかな成長を支えています。
 
専門の相談員が気軽に話を聞いています
子どもたちの悩みやストレス、不満を発見
 「教育相談」は市内すべての小・中学校で、週1回開かれています。相談は、臨床心理士などの「スクールカウンセラー」、または、「心の教室相談員」が担っています。
 また、教育委員会は学校からの申し出により、子どもの自宅などへカウンセラーの派遣も行っています。
   いじめや不登校、問題行動などの背景や原因は複雑であり、そのきっかけもさまざまです。「教育相談」は子どもたちが抱える心の不安や悩み、ストレスや不満に気付くことに効果があります。
 また、子どもに関する不安や悩みを持つ保護者が相談することもでき、親にとっても、子育ての大きな支えとなっています。
悩みを聞いて!
子どもたちに多い「人間関係」の悩み
  グラフ・相談内容の構成比
   

 子どもやその保護者の相談件数は全小・中学校合せて、平成19年度では年間約6,700件ありました。相談内容は、子どもたちでは「人間関係」に関するものが最も多く、「不登校」や「学習」に関する相談も増えています。
 また、「その他」の内訳では、子どもは、「児童虐待」「ダイエット」「心身症」「家庭環境」に関することなどです。保護者からは「発達障害傾向の子どもへの対応」「子どもへのかかわり方」などとなっており、相談内容が広範で、多様化しています(グラフ)。

 
   
 
気軽に相談しましょう
 学校では教育相談を通じて、「スクールカウンセラー」や「心の教室相談員」と連携し、子どもや保護者からの相談内容に配慮しながら、子どもたちの健やかな成長を支えます。また、相談の内容によっては、医療、福祉などの関係機関と連携することもあります。子どもの不安や悩みの解消には早期に発見し、早期に対応することが大切です。学校では子どもたちが気軽に相談できるよう配慮し、校内に相談申し込みポストなどを設けています。
 保護者も子どもに気になる様子が見られたら、すぐに学校へ相談してください。
 

●この特集についてのお問い合わせは 指導課 TEL 354‐8256 FAX 354-8475
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