日本に暮らす私たちは、二十四節気に代表される、豊かな自然の恵みを受け生活を営んできました。しかし近年、自然や気候に変調をきたしている、との報告が後を絶ちません。自然や気候が変わりつつある原因に、化石燃料の消費に頼り、ひと昔前より格段に便利で快適になった私たちの暮らしぶりが大きく影響しているのです。気候の変動、特に地球温暖化を防ぐための国際的な約束「京都議定書」で、わが国は2008〜2012年(平成20〜24年)までに温室効果ガスの排出量を1990年(平成2年)比で6%削減することを約束しました。しかし、わが国はもちろん、四日市市で排出される二酸化炭素の量は、今も増加傾向にあります。 |
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国史跡天然記念物御池沼沢植物群落の可憐なノハナショウブ |