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>> 特集 朝市で楽しさ再発見
2008/4月上旬
四日市のまちの始まりは、その名の示すように“市(いち)”。“市”を通して栄え、発展してきました。時代が変わった今も、市内各地に“朝市”があります。新鮮な魚介類、もち、お菓子、乾物などが並び、お店の人との会話がはずみます。“市”には人を引き付ける魅力がいっぱいです。折から今年は“イチ”が3つ並んだ市制111周年。あなたも朝市に出かけてみませんか。
店頭には地元で収穫された旬の野菜や食品が並びます。生産者が直接販売するなど、新鮮なうちに購入できる“地産地消”も魅力です。
お店には自慢の逸品が並び、会話を通し、安心納得して品選びができるとともに、思わぬ掘り出し物も発見できます。 また、おいしい食べ方や選び方を、直接教えてもらえます。
「この前はおいしかったでしょ」「今日のおすすめどれ?」「久しぶり。元気だった」などと、言葉のやり取りも楽しく、温かな触れ合いにあふれています。
北伊勢地方に豪族が割拠していた15世紀初め、浜田氏が浜田城(現在の鵜の森公園内)を構え、城下で「四の市」を始めたといわれています。以後、商都、港町として発展、江戸時代には東海道43番目の宿場として栄えました。1897年(明治30)になり、市制がしかれました。
この朝市は私が子どもの時もあり、そのころは親と一緒に、今は自分の子どもと来るようになりました。とれたての野菜や魚、手作りのこんにゃくなどの店が並び、作った人の顔が見えるから安心ですし、顔なじみのお店の人との会話も楽しいですね。子どもたちもここで買ったものが大好物。将来はこの子たちの子どもと来られるようになるといいですね。
冬は白菜、夏はキュウリなど、自分の畑で作った季節の野菜を、この朝市で販売し、約40年になります。食卓までに時間がかかる出荷は一切せず、ここでの販売だけ。だから一番おいしい時に収穫し、食べてもらえます。丹精込めて育てた野菜を「おいしい」と言ってもらうのが何よりもうれしいですね。いろいろな世代のお客さんと話をするのも楽しみです。
(1)所在地 (2)開催日時 (3)店舗数
富洲原四・九の市
(1)富州原町 (2)4,9のつく日、6:30〜12:00 (3)26
阿倉川四・九の市
(1)阿倉川町 (2)4,9のつく日、7:30〜12:00 (3)21
桜台五・十の市
(1)桜台本町 (2)5,0のつく日、12:30〜14:00 (3)7
慈善橋即売場
(1)八幡町 (2)2,7,5,0のつく日、7:30〜12:00 (3)75
西浦即売場
(1)西浦一丁目 (2)1,6,3,8のつく日、7:00〜12:00 (3)23
ふれあい四の市
(1)諏訪栄町公園通り (2)4のつく日、9:00〜13:00 (3)18
市役所市場
(1)諏訪町 (2)1,6,3,8のつく日、7:00〜12:00 (3)8
日永朝市マーケット
(1)日永一丁目 (2)偶数日、8:30〜12:00 (3)11
日永四・九の市
(1)日永二丁目 (2)4,9のつく日、8:30〜12:00 (3)10
高花市場
(1)小林町 (2)2,7のつく日、9:00〜12:00 (3)11
笹川市場
(1)笹川二丁目 (2)1,6のつく日、13:00〜16:00 (3)11
笹川四・九市場
(1)笹川九丁目 (2)4,9のつく日、13:00〜16:30 (3)6
塩浜市場
(1)馳出町 (2)1,6,3,8のつく日、7:00〜12:00 (3)27
追分ショッピングセンター
(1)前田町 (2)5,0のつく日、8:30〜11:30 (3)20
小古曽二・七の市
(1)小古曽一丁目 (2)2,7のつく日、8:30〜11:30 (3)15
くす朝市
(1)楠福祉会館駐車場 (2)毎月最終土曜日、 9:00〜11:00 (3)8
●この特集についてのお問い合わせは 商業観光課 TEL 354‐8176