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>> 特集 不法投棄から地域を守ろう
2008/3月上旬
大矢知町・平津町、下海老町、内山町での大規模な産業廃棄物の不法投棄問題の解決は重要な課題です。また、河川や道路などへの生活ごみの不法投棄も後を絶たず、地域の生活環境に悪影響を及ぼしています。市では、さらに不法投棄対策の取り組みを進めます。市民の皆さんにもご協力いただき、美しく住みよいまちづくりを進めましょう。
「処分費用がもったいない」「分別や施設に運ぶのが面倒」などモラルを欠いた自分勝手な理由で、河川敷や山林の道路脇など、人けのない場所での生活ごみの不法投棄が行われています。ごみの不法投棄は絶対にやめ、ルールを守って処理しましょう。
市では収集しない家電製品などの不法投棄が後を断ちません。洗濯機、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫の家電リサイクル4品目は家電リサイクル法に基づきリサイクル料金を払って適正な処理をしてください。
パソコンはメーカーに回収を依頼してください。
●詳しくは、ごみガイドブックや市のホームページでご覧ください。
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/kankyo/bunbetu.htm
市では、不法投棄を未然に防止するため、パトロールや24時間の監視カメラにより、早期発見、撤去に努めています。また、不法投棄通報ダイヤルを設置して情報収集をしています。
電話・FAX 0120-969-830
(夜間、休日はFAXのみ)
不法投棄は犯罪です。悪質な場合は警察とも連携して対処します。
監視カメラ
市内をパトロール
発見件数の半分以上が市民からの通報によるものです。早期発見には住民の皆さんの協力が欠かせません。
不法投棄を未然に防ぐためには、市民の皆さんの監視の目が有効な手段の一つです。「不法投棄をさせないまちづくり」のため自分たちの町をみんなで監視し、お互いに地域を守る取り組みにご協力をお願いします。市では、そうした住民活動が効果的に行われるよう、連携強化や啓発に取り組みます。
その地域のことを一番よく知っているのは住民の皆さんです。そこから寄せられる情報が早期発見に大変役立っています。こうした情報を関係者間で共有していけるような体制づくりを進めます。
捨てさせないための啓発と併せ、「捨てられない環境づくり」に向けた、土地の所有者・管理者への啓発を進めます。
空き地や山林を第三者に貸したり、売ったりする場合は、不法投棄につながらないよう注意が必要です。また、「誰も管理していない」と思われると、ごみが捨てられ、さらに多くのごみが投棄される悪循環になります。
●定期的に雑草を刈る
●小さなごみでもすぐに片付ける
●柵や看板を設置する
●貸してある土地でも、時々、状況を確認する
ごみの投棄者が不明の場合は、土地所有者・管理者に片付けていただくことになります。
市では、本年4月から新たに「廃棄物対策室」を設置し、市民との協働による不法投棄対策への取り組みを進めます。
また、現在、産業廃棄物に関する事務は三重県の管轄ですが、廃棄物対策室では、将来の中核市への移行も視野に入れ、三重県と連携しながら、これまで以上に産業廃棄物の不法投棄問題に取り組んでいきます。
●この特集についてのお問い合わせは 生活環境課 TEL 354‐8192