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2008 YOKKAICHI
市政最前線
今回は、平成20年11月に開所を予定している四日市市消防署中央分署(仮称)についてお知らせします。
8分消防・5分救急体制を目指して! 中消防署中央分署建設
■工事の進捗状況
 消防本部では、「8分消防・5分救急」の実現に向けて、市の中央部に新しい消防分署の建設を進めています。建設場所については、交通アクセスなどを考慮して曽井町地内国道477号バイパス線沿いとしました。平成18年度に敷地造成工事を完了し、平成19度から庁舎建設を開始しました。既に免震基礎工事および免震装置の取り付け工事も終わり、現在、庁舎基礎工事を行っています。
■中央分署の概要
 中央分署は、消防分署機能に加え、将来的な消防無線のデジタル化に対応して、桑名・四日市を含めた北勢地域を視野に入れた総合通信指令センター、大規模災害時における他都市からの応援消防部隊の集結基地および消防活動支援センターの機能に対応できる施設です。
〈施設の概要〉
○敷地面積   5,227m2
○庁舎建築構造 鉄筋コンクリート造3階建て(免震構造)
○建築面積   約1,000m2
○延べ面積   約2,700m2
○配備車両   5台(普通ポンプ車、水槽付きポンプ車、高規格救急車、広報車、資機材搬送車)
庁舎基礎工事
庁舎基礎工事
■中央分署の概要
 消防本部が目指す「8分消防・5分救急」の8分消防とは、火災が発生し、8分を超えると隣家への延焼の危険が急に高くなるため、火災発生後、8分以内に消防車両が到着し、消火活動を開始することを目指すものです。
  また、5分救急とは、心肺機能が停止した患者は、発症から5分を超えると救命率が著しく低下するため、119番通報後、5分以内に救急車両が到着し、救命処置を開始することを目指すものです。
  そのため、消防本部は、ハードおよびソフトの両面から管内全地域の「8分消防・5分救急」体制の構築に向け努力していますが、現在その体制が整っていない地域は、北西、西南部のほかに三重団地、笹川団地、坂部団地などの大型団地がある市の中央部であり、中央分署の建設により、市中央部の消防救急体制の整備が図られます。
完成予想図
完成予想図
問い合わせ先 … 消防本部総務課(TEL 356-2003)
 
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