HOME >> 特集 市政への満足度と期待 2008/2月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:市政への満足度と期待
市政全般の「満足度」と「期待」を」伺いました
特集:身体障害者
市では、行政上の課題や市民生活の問題点について市民の皆さんの声を聞き、市政に反映させるため、 毎年「市政アンケート」を行っています。本年度の結果のあらましを紹介します。 本年度のアンケートでは、依頼者を昨年までの3,000人から5,000人に増やし、より多くの声を聞けるようにしたほか、 評価していただく各施策の説明を充実させ、市の取り組みをお知らせするとともに、 アンケートに回答する市民の皆さんが日常の生活者としての感覚で市の施策を理解できるようにしました。
4月から、より身近な保健サービスが提供できる「保健所政令市」に 対 象/市内に居住する20歳以上の5,000人(無作為抽出)
実 施/平成19年9月11日〜10月10日
回 答/1,996人(有効回答率39.9%)
今回からは「家族構成」(65歳以上の高齢者、中学生以下の子と同居しているか)なども伺い、より広範な視点から分析できるようにしました。
「各種検診の充実」に高い満足度 期待の大きい「市立病院」
 アンケートは市政全般について、市が現在取り組んでいる「行政経営戦略プラン」の9つの基本目的に合わせ、「都市基盤・環境」「防災・消防・生活安全」「市民生活」「産業」「健康・医療」「福祉」「子育て・教育」「生涯学習・文化・スポーツ」「行政運営」の9分野で45施策について「満足度」と「期待する取り組み」を聞きました。
  全体的には昨年度より満足度は上がっており、また、期待が最も大きかったのは「市立病院」でした。一方、45施策中で昨年度より満足度が低下しているのは「道路整備状況」と「公園整備や緑の保全・創出」でした。
  家族構成からみると、子育て、学校、教育については、中学生以下と同居する人の方が満足度が低く、期待が大きい傾向にありました。また、介護保険や高齢者施策については、高齢者や高齢者と同居する人の方が満足度の高いことが分かりました。
満足度が高い施策
1位 各種検診の充実
2位 選挙
3位 親しまれる港づくり
満足度が低い施策
1位 商業の振興
2位 不法投棄対策
3位 市内の道路整備状況
期待が大きい施策
1位 市立病院
2位 市内の道路整備状況
3位 不法投棄対策
特に求められている施策
満足度が低く、期待が大きい「商業の振興」「不法投棄対策」など
市民から特に求められている施策 特に多くの市民の皆さんから求められているのは満足度が低く、期待が大きい施策です。その中で、中心市街地の商店街について主にお聴きした「商業の振興」の満足度が最も低いことが分かりました。
  求められている上位10施策を昨年度と比較すると、「道路整備状況」「行政活動の財政基盤強化」が新たに入り、「密集市街地の街並改善」「市立病院」「環境保全」「安全・安心なまちづくり」などが10位以下となりました。
今後求められる主な施策
商業の振興についての施策
歩いてみたい、商品を買ってみたい魅力ある商店街に
 四日市市における卸売・小売業の年間販売額は約1兆円、売場面積は約40万m2で、平成9年以降、ほぼ横ばいの状況が続いています。四日市の商業に元気がないという印象を多くの皆さんが持ってみえますが、中心市街地で空店舗が目立っていることが一因であり、市政アンケートでも、中心市街地のにぎわいの回復を望む意見が各世代から多数寄せられました。
  車社会の進展と大型店の郊外立地により中心市街地の空洞化が進み、平成14年には近鉄四日市駅西側のアムスクエアが休館しました。こうした中、市ではにぎわいを取り戻すため、平成16年4月に高次商業施設出店促進奨励金制度を施行し、その結果、平成17年春にララスクエアが全館オープンし、駅西ににぎわいが戻ってきました。
  一方、駅東地域では、いまだかつてのにぎわいを取り戻すには至っていませんが、空店舗への出店や、商店街の自主イベントなどへの支援とともに、「すわ公園交流館」(平成15年)中心市街地活性化の拠点施設「すわ公園交流館」 (国登録有形文化財)では、まちなかを舞台に市民 参加のさまざまな企画が行われていますの開設による市民参加のイベントなどの企画、実施が定着してきています。
  市民の皆さんが、歩いてみたい、商品を買ってみたいと、より一層思えるような中心市街地になるためには、消費者や生活者のニーズに即した商品やサービスの提供といった店づくり、魅力ある店の集積などに各商業者や商店街の関係者の方々が主体的に取り組んでいくことが求められており、今後とも市では、意欲ある商業者の取り組みをさまざまな角度から支援していきます。
●お問い合わせ 商業観光課 TEL 354-8176 中心市街地活性化の拠点施設「すわ公園交流館」(国登録有形文化財)では、まちなかを舞台に市民参加のさまざまな企画が行われています
市内の道路整備についての施策
暮らしと産業を支える良好な交通ネットワーク構築へ
 市では、計画的な道路整備に努めており、平成16から25年度に着手する市内幹線道路15路線と着手時期を定めた「四日市市道路整備計画」に基づき、効率・効果的な道路整備を進めています。平成17年5月には、堀木日永線(笹川通り〜松本街道)が開通しました。また、こうした市内の道路整備と併せ、国道1号や23号の渋滞緩和に向けた北勢バイパスのほか、第二名神高速道路や東海環状自動車道といった高規格幹線道路網の早期整備を強く国などへ働きかけています。
  一方、総延長約2,000km超の市道をパトロールし、陥没やたわみなどの早期発見・補修工事の実施や歩道の段差解消も順次進めています。お気づきの危険箇所がありましたら、情報提供にご協力ください。また、生活道路の拡幅や側溝改良などの地区からの要望に、より一層対応していくための予算を確保するとともに、各地区が主体となって整備箇所の選択をしていただける取り組みにも着手しています。
堀木日永線と松本街道との交差点
堀木日永線と松本街道との交差点
  道路の整備は多額の費用と時間を要します。現状では、渋滞を避ける車両が生活道路に進入して通学児童や交通弱者の安全を脅かしていることもあります。市民の皆さん一人ひとりが余裕を持った行動を取ることによって安全性の向上も図れますので、快適な道路環境づくりと維持にぜひご協力をお願いします。
●お問い合わせ
都市計画課  TEL 354-8194 道路整備課  TEL 354-8215
※道路整備計画に関してはホームページでもご覧いただけます
●四日市市道路整備計画  http://www.city.yokkaichi.mie.jp/city-planning/douroseibi.html
●三重県新道路整備戦略  http://www.pref.mie.jp/doroki/gyousei/10kanen1/html1112/top.htm
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
アンケート結果の詳細は市ホームページまたは、市政情報センター、楠総合支所および各地区市民センターでご覧ください。
ホームページアドレス http://www.city.yokkaichi.mie.jp/questionnaire/2007shisei.html

●この特集についてのお問い合わせは 市民文化課  TEL 354‐8147
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