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市の財政状況
2007/12月上旬
本市の水道事業、病院事業、下水道事業については、民間企業の会計と似た公営企業会計方式で事業を運営しています。
平成18年度における各事業の決算の概要は、次のとおりです。
損益計算書は、1事業年度の全ての収益と費用を表し、企業の経営成績を明らかにする報告書です。
水道料金などの営業収益78億円、利息などの営業外収益2億円に対し、給水に係る経費である営業費用67億円、企業債利息など営業外費用などが8億円となったことから、当年度純利益(黒字)は4.8億円となりました。
医療サービスの提供に係る収入である医業収益149億円のほか、一般会計からの繰入金などの医業外収益など6億円に対し、給与費や材料費などの医業費用149億円、企業債利息などの医業外費用など6億円となったことから、当年度純利益(黒字)は8百万円となりました。
下水道使用料や雨水処理にかかる一般会計からの繰入金などの営業収益78億円、汚水処理にかかる一般会計からの繰入金などの営業外収益など27億円に対し、維持管理費や減価償却費などの営業費用74億円、企業債利息などの営業外費用などが36億円となったことから、当年度純損失(赤字)は4.9億円となりました。
※
金額表示については「億円」を単位としていますが、当年度純利益及び当年度純損失については、小数第1位(上下水道事業)、小数第2位(病院事業)まで表示しています。したがって、純利益及び純損失を加味した収益と費用の金額は整合していません。
貸借対照表は、事業年度末における全ての資産、負債及び資本を表し、企業の財政状態を明らかにする報告書です。
平成18年度末の資産の合計は440億円、負債の合計は24億円、資本の合計は416億円となりました。【借入資本金(企業債)を負債とすると、負債の合計は236億円となります。】
企業債残高は、前年度より2億円減少し、212億円に、翌年度繰越利益剰余金(累積黒字)は4億円となりました。
平成18年度末の資産の合計は176億円、負債の合計は30億円、資本の合計は146億円となりました。【借入資本金(企業債)を負債とすると、負債の合計は58億円となります。】
企業債残高は、前年度より2億円増加し、28億円に、翌年度繰越欠損金(累積赤字)は17億円となりました。
平成18年度末の資産の合計は2,627億円、負債の合計は47億円、資本の合計は2,580億円となりました。【借入資本金(企業債)を負債とすると、負債の合計は1,063億円となります。】
企業債残高は、前年度より14億円減少し、1,016億円に、翌年度繰越欠損金(累積赤字)は14億円となりました。
下水道事業を継続して健全に運営するため、平成20年4月から新たな料金制度に変わります。
重要なライフラインである下水道事業を将来にわたって健全に運営し、より良い生活環境を提供するよう努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。
●この特集についてのお問い合わせは
上下水道局 経営企画課 TEL 354‐8222 市立四日市病院 総務課 TEL 354‐1111