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差別をなくす人間関係づくりを
「今はもう差別なんてないやろ」という言葉が聞かれます。しかし、普段はないと思っている差別意識が、いまだに結婚や就職などの夢を奪い、人と人とを遠ざけることがあります。
このような問題の解決には、知識を身に付けるだけでなく、本音で語り合える「人間関係づくり」が必要です。
■「ひと」の力をひきだす
かんざき人権のまちづくり協議会では、「介護総合センターかんざき」と連携して認知症や介護予防の学習会などを行い、集いの場づくりを始めています。ふるさと料理づくりでは、「このいばら餅、初めて食べたけど、おいしい!」という若い人の声にみんな笑顔で話もはずんでいました。今後も、「見守りサポーター」を育てるなど、人と人とのつながりを大切にして、誰もが安心して暮らせるまちづくりを実現できるよう活動していきます。
■子どもとともに輝く
神前地区子ども人権文化育成協議会では、寺方児童集会所を子どもの居場所として開放しています。そして地域の大人や高校生が、子どもたちと遊んだり、講座や人権学習会を開いたり、乳幼児の子育てサークルを開くなど、皆が一人ひとりの持てる力を発揮して地域の温かいつながりをつくっていければという思いで活動しています。
■人権の視点でまちづくりを
最近の講演会で、「人は人との関わりの中でこそ成長する」という話を聞きました。顔を合わせ、コミュニケーションを重ねることが、差別の解消に向けた大きな力になるのではないでしょうか。
ぜひ、あなたの力も人権のまちづくりに生かしてください。 |
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●問い合わせ先
…人権プラザ神前(TEL 326-0840) |
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