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2003 YOKKAICHI
特集:救急状況
市民約26人に1人が利用 「急病」「軽症」が増加
出動件数
出動は微増、1日約35回
 平成18年の救急車の出動件数は、前年を195件 (1.5%)上回る12,880件でした(グラフ(1))。人口1万人に占める救急要請の件数は386.3件で、市民約26人に1人が要請していることになります。1日当たりの出動件数は35.3件でした。
【グラフ1】救急出動件数の推移
重症度別の傾向
約65%が「軽症」
 救急搬送者は12,207人で、そのうち「軽症」は64.6%。昨年に比べ445人(6.0%)も増加しています(グラフ(2))。


死 亡 : 初診時に死亡を確認
重 症 : 3週間以上の入院加療
中等症 : 入院を要するが重症に至らない
軽 症 : 入院加療を必要としない
【グラフ2】重症度別搬送人員(平成18年度)
事故別の傾向
「急病」が約6割、10年前の2倍に
 救急搬送者のうち「急病」が7,470人(約61.2%)で最も多く、10年前の約2倍となっています。続いて「交通事故」が1,841人(約15.1%)でした。また、「一般負傷」は1,395人で、前年より約20.1%増えました(グラフ(3))。
【グラフ3】時個別救急搬送人員(平成18年)
年齢別の傾向
「成人」「高齢者」が増加傾向
 年齢別では、「乳幼児」が昨年に比べ33人(5.1%)、「少年」が4人(0.8%)減りました。反面、「成人」は169人(3.1%)、「高齢者」は89人(1.6%)増えています(グラフ(4))。 【グラフ4】年齢別搬送者数(平成18年)
 
救急車の利用は適切に
 出動要請は緊急を要するものが主ですが、中には「かすり傷」程度のものもあります。平成18年に「市政ごいけんばん」で「救急」に関する市民アンケートを実施したところ、「救急車を呼ぶ判断基準」では、「生命に危険があると感じたとき」が98%を占めた半面、「症状が重いか軽いか判断がつかないとき」が35%、「夜間、休日など診療時間外のとき」が17%ありました。出動要請を受けると、要請先から近くにいる救急車が出動します。しかし、救急車が出払っていると遠くから駆けつけることになり、重症者を待たせることになりかねません。一刻を要する人のためにも、救急車の利用は適切にしましょう。
病院を探すときに、情報提供
四日市地域救急医療情報センター
TEL 353-1199 診療を行っている医療機関を24時間体制で紹介しています
音声・fax案内サービス
TEL 0800-100-1199  (無料)
インターネットによる医療機関案内(医療ネットみえ)
  http://www.qq.pref.mie.jp/
日曜日や祝日に 急病のときは
応急診療所
TEL 353-1759 所 在 地 /西新地14-20(消防本部東)
診療科目/内科・小児科・耳鼻咽喉科
時   間/9:30〜16:00
    ※耳鼻咽喉科は日曜日のみ
    ※健康保険証、老人医療受給証、乳幼児医療証明書などをご持参ください
 
命を救う「AED」
 
 AEDとは「自動体外式除細動器」のことで、突然の心停止(心臓突然死)から生命を救うための装置です。けいれんを起こした心臓に電気ショックを与え、正常な状態に戻します。医師や救急救命士などだけでなく、一般市民も救命処置を行えます。市では各公共施設に約250台を配備しています。        AEDの取扱い講習に参加
日時/毎月第2土曜日 9:00〜12:00
場所/消防本部
    問い合わせ先/防災教育センター TEL:365-3119
       
AED(自動体外式除細動器)
AED(自動体外式除細動器)
  AEDの取扱い講習  AEDの取扱い講習
 

●この特集についてのお問い合わせは  消防本部消防救急課 TEL356‐2006
 
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