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2007 YOKKAICHI
今回は、生活習慣病予防の取り組みについてお知らせします。
検診の目的は、病気の早期発見です!〜市で行う基本健康診査、がん検診が始まります〜
■生活習慣病などの予防
 40〜74歳の男性の2人に1人、女性は5人に1人がメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)または予備軍と言われています。メタボリック症候群と言われる人の多くが、肥満と高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病を複数に合わせ持っています。
  健康診断で病気が見つかっても、早いうちなら比較的簡単に改善することができますが、ある程度病気が進行してからでは、もとの健康な状態に戻すことはたいへん難しくなります。さらに高血圧や高脂血症などの症状が長く続くと、脳血管疾患や心臓病を発症する可能性が高くなってきます。
  一方、現在、日本の死亡率第1位のがんも早い時期に見つかった場合と、進行がんとして見つかった場合では、その後の生存期間が大きく異なってきます。
  厚生労働省の推計によれば、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性は2人に1人、女性は3人に1人とされています。決して、自分や家族、身近な人たちの中で起こらないとは言えません。
■検診のすすめ
 どこも悪いところはないからといって健康診断を受けずにいると、いつの間にか病気が発症し、本人の自覚のないまま病状が進行してしまうということにもなりかねません。
  1年に1度、検診を受けることで、悪い芽を少しでも早く見つけて、早く治療することが、元気で長生きすることにつながります。
  保健センターでは、基本健康診査、各種がん検診、胸部検診を実施しています。
  市で行う検診の対象となる人は、
(1)勤務先などで検診を受ける機会のない人
(2)今年度中に人間ドックなど、ほかの検診を受ける予定のない人
(3)入院中および介護保険の施設などに入所していない人
*なお、過去1年間に高血圧、腎臓病、肝臓病、心臓病などの病気で、3カ月以上継続して医療機関にかかっている人は、かかりつけ医にご相談ください。
*詳しくは「広報よっかいち」5月上旬号と同時配付した「平成19年度市で行う検診のおしらせ(保存版)」をご覧ください。
検診のすすめ
■介護予防のための生活機能評価
 65歳以上の人には基本健康診査と同時に、生活機能評価が実施されます。生活機能評価とは、介護予防(寝たきり・認知症予防)を目的に行う生活機能維持向上のための検査です。「生活機能が低下している」と判定された人には、在宅介護支援センターまたは地域包括支援センターから、ご連絡させていただきます。
問い合わせ先 …保健センター(TEL354-8282)
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