HOME >>地球温暖化 2007/6月上旬
2003 YOKKAICHI
ハチの巣作りのシーズンです
CO2の排出削減を目指しできることから取り組みを
私たちの地球の温暖化が進んでいます。その原因はCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガス排出の増加にあるとされています。温暖化を防ぐために、日常生活の中でCO2などの削減に取り組みましょう。  温暖化による影響
 
温室効果ガス増加で地球がピンチ!!
 地球は太陽の光で温められ、その熱の一部(赤外線など)を宇宙に放出することで冷却されています。その際、温室効果ガス(二酸化炭素、水蒸気、メタンなど)が赤外線を吸収し、過度の冷却を防いでいます。しかし、温室効果ガスが増え過ぎると赤外線も多く吸収され、地表の温度が高くなります。これを地球温暖化現象といっます。地球温暖化が進むと、海面の上昇による陸地の減少、豪雨や干ばつなど異常気象の増加、砂漠化の進行、農林業への打撃など、自然や生活環境に悪影響が広がります。
人間の活動が地球温暖化に影響
 「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)作業部会でも、地球温暖化は人間活動が原因で、確実に進んでいること、地球上のだれもが温暖化の影響を避けられないこと、そして影響の少ないうちに食い止めるには、迅速な対応が必要なことを指摘しています。 

 

 

市内でもCO2排出が増加中
 四日市市全体のCO2排出量は、平成15年度現在、平成2年度に比べて、全体の8割を占める産業分野で約4%増、1割を占める運輸分野で約25%増、家庭では40%を超えるなど、すべての分野で増加傾向(グラフ)にあり、対策が求められています。
【グラフ】四日市市のCO"の排出量
 
太陽光など新エネルギーの利用をいっそう進めます
  4小中学校に太陽光発電設備を設置 家庭用太陽光発電補助制度を充実  
 市では、南中学校、橋北中学校、港中学校、富田小学校に太陽光発電設備を設置し、環境教育にも役立てています。 
 
教室の証明は太陽エネルギーから。環境学習にも活躍しています。
 ● 富田小学校の太陽光発電施設

 太陽光発電設備は平成18年7月に設けられました。太陽光を受ける太陽電池パネルを校舎の屋根の一部に設置し、1日最大10キロワットを発電しています。また、その発電量は校庭に設けられた表示パネルに刻々と示され、子どもたちや訪れる保護者などの環境問題への関心を高めています。 
 
表示パネルの前で太陽光発電や地球環境の話を聞く子どもたち(富田小学校) 
 市では、家庭向けの太陽光発電システム設置の補助を行っています。設置家庭では必要な電力のおよそ50%から80%を賄っており、環境保全に貢献できて経済的と好評です。そこで、今年度から補助を従来の倍の60件に増やしました。
  補助金額は、1件あたり11万円です。(CO
2冷媒ヒートポンプ給湯器を併設の場合は2万円、家庭用ガスエンジン給湯器を併設の場合は5万円が加算されます。)

募集期間 第1回 平成19年7月2日〜8月31日
  第2回 平成19年10月1日〜11月30日
詳しくはホームページ
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/kankyo/を ご覧いただくか、環境保全課までお問い合わせください。
 また、中小企業のオフィスや店舗などにも太陽光発電の設置補助を行う予定です(詳細は、広報7月下旬号に掲載)。
 
「地球温暖化対策地域推進計画」
 市では、今年度中に、地球温暖化対策を推進するための計画を策定し、市民・事業者・行政が一体となった取り組みを進めて行く予定です。 
 
 
市民が進めるエコライフ
自家用社を郊外に駐車し、バスでエコ通勤   温暖化防止活動推進員が身近な温暖化対策を紹介
 郊外のショッピングセンターに車を駐車し、バスで市街地へ向かう「パーク・アンド・バスライド」制度を利用しましょう。ジャスコ四日市尾平店、マックスバリュー生桑店の2カ所で実施しています。 
 
 「地球温暖化防止活動推進員」の皆さんは、学校や地域で、みんなができる温暖化対策などについてお話ししています。皆さんも地域や仲間同士で、一度話を聞いてみてはいかがですか。
 
 
「クールビズ」にご理解を
 市の施設では冷房を28℃に設定しています。また、市職員は、適正冷房の温度(28℃)にふさわしい服装(ノーネクタイなど)で業務を行うことにしています。来庁される皆さんのご理解をお願いします。

実施期間 6月1日(金)〜9月30日(日)
   

●この特集についてのお問い合わせは 環境保全課TEL354-8188
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