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2007 YOKKAICHI
市政最前線
子どもの心が休まる居場所づくり
〜スクールカウンセラー、心の教室相談員の派遣〜
■悩める子どもたち
 最近の子どもたちは、心に何らかの不安や悩み、不満などを抱えていることが多くあります。
  学校では、こうした子どもたちの心の変化を見逃さず、問題行動などを未然に防ぐために、一人ひとりと話し合う教育相談の充実に努めています。
  さらに悩める子どもたちや、子育て・家庭生活に関する不安などを持つ保護者が、気軽に相談できる体制づくりを進めています。
■子どもの居場所づくり
 現在、本市においては、スクールカウンセラー(臨床心理士など)を中学校全22校と小学校5校に、心の教室相談員を小学校35校に配置しています。
  いずれの場合も学校の中に、児童・生徒の心の居場所をつくることで、心のケアを図っています。また、保護者のカウンセリングも行っています。
■さまざまな相談内容
 児童・生徒が相談する内容の中では、人間関係に関する相談が最も多く、不登校に関する相談や、学習に関する相談は増加傾向にあります。
  保護者が相談する内容は、不登校に関する相談や、いじめに関する相談などがあり、最近は「その他」に分類している子どもの養育や発達に関する相談や家庭生活に関わる相談が増えています。
■さらなる支援体制
 市内のスクールカウンセラーと心の教室相談員が集まり、対応の仕方などに関する研修会を開き、一層適切な教育相談を行えるよう努めています。
  また、学校では、いじめや不登校の予防と早期発見、早期対応のために、「学級集団アセスメントQ-U調査」(※)を実施し、その診断結果を学級指導などに活用するための研修に取り組んでいます。
※ 子どもの所属する学級や人間関係に 対する満足度を診断する調査
  学校は、スクールカウンセラーや心の教室相談員との連携を深め、子どもや保護者が気楽に相談できる環境づくりに一層努めていきたいと考えています。
相談内容の割合
問い合わせ先 …指導課(TEL354-8256)
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