HOME >> 市政最前線 2007/4月上旬
2007 YOKKAICHI
今回は、農業の新しい担い手についてお知らせします。
 今、新しい農業の力  
■企業の農業参入
協定の調印式 昨年11月、市内の“ごま”総合メーカーが、株式会社の農業参入「県内第1号」として、貝家町内で農業を始めました。
 これは、今まで農業を行えるのは農家などに限られていました。しかし、平成17年の農業経営基盤強化促進法の改正により、農業参入を希望する企業などが市と協定を結ぶことで、農地を借りて新たに農業ができるようになりました。
 本市では貝家町のほか、川島町の一部を対象区域として、企業などの農業参入を促進しています。企業の参入により、生産から販売までを見通した新しい発想での農業が可能となります。
 また地元の農業者にとっても、農産物の販路の拡大、企業への栽培ノウハウの提供といった企業と農家の連携が進み、今までになかった農業の展開が期待されています。
■市民が開設する市民農園
みんなで楽しく収穫体験 自然にふれ合う農業を楽しみたい…団塊世代の人たちが定年を迎え、市民農園を利用したいという声が増えてきています。現在、市では15か所に市民菜園を開設していますが、今後不足することが予想されます。
 そこで、市民の手による市民農園が市内にいくつか開設されており、こうしたニーズに応えるものとして期待されています。市としては、企業、NPO法人などが市民農園を開設し、利用者が企画・運営する本当の意味での「市民の」農園を増やす方向で考えています。
■新しい力で農業を再生
 農業は、生産者の高齢化や後継者不足などが進んでいますが、市では今後、新たに農業に向けられるやる気・活力に対して、支援を行いたいと考えています。
 農家が、新たな担い手として期待される企業や市民との交流を深め、一緒になって農業を担うことにより、今までにない新しい力となって農業を活性化させることができるのではないでしょうか。
問い合わせ先 …農水新興課(TEL354-8180)
Copyright(C)Yokkaichi City All rights reserved.