HOME >> 市政最前線 2006/11月上旬
2006 YOKKAICHI
今回は、読書によって子どもの感性を育む子どもの読書活動の推進についてお知らせします
 子どもの身近に本があり、人がいる風景をつくる〜子どもの読書活動推進の現在〜  
●読書は心の栄養
 平成17年3月に本市は「四日市市子どもの読書活動推進計画」を策定しました。子どもは体験を通じて豊かな人間性を身につけていきます。読書においても自発的な営みのなかで本の楽しさ、素晴らしさを感じ、心を育てていきます。食事が体の栄養となるように、読書は心の栄養となります。
 子どもたちの豊かな人間性を育てるためには、子どもの身近に本があり、生活のなかで自然に本に触れられることが必要です。また、本の面白さを伝える案内役としての大人の関わりも大切なことです。
 計画では、市立図書館、小・中学校、幼稚園、保育園および地区市民センターなどに求める役割を記しており、それぞれが蔵書の整備や読み聞かせの実施など、計画的に事業の実現に取り組んでいます。
●本のあるまちへ
本のあるまちの風景 本のあるまちを実現するために、商店街に協力を求め、例えばパン屋さんには、パンに関する本を備え付け、子どもや来店者などに自由に読書ができる環境づくりを推進していきます。そこで、本年度はモデル事業として、本町内に本のあるまちとして、本町通り商店街の協力により「本のあるまち協力店」を18店舗設置して協力をお願いしています。今後さらに拠点を増やして、やがては四日市中を本があふれるまちにしていきたいと考えています。
 子どもたちは本の世界でさまざまな体験をし、さまざまな感情を経験しながら、心を豊かにしていきます。
 子どもたちが自由な営みの中で本の魅力を知り、心の翼を広げながら、本の世界にたっぷりと浸る時間を持つようにしていきたいと考えています。
●未来を担う子どもたちのために
 子どもたちが、本に親しみ、豊かな心を育むことは、未来を担う「人づくり」につながります。そのために私たちは、子どもたちの生活のいろいろな場面で、本があり、案内役の大人が存在するような環境づくりを少しずつ整備していきたいと考えています。なお、推進計画は、 (http://www.city.yokkaichi.mie.jp/manabi/dokusho/index.html)でご覧いただけます。
問い合わせ先 …社会教育課(TEL354-8238)
Copyright(C)Yokkaichi City All rights reserved.