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2003 YOKKAICHI
特集:就業支援
若者や女性がイキキと働けるように
有効求人倍率は上昇傾向でも若者の失業率は全体の約2倍
 平成16年ごろから全国の有効求人倍率は上昇傾向にあり、17年の倍率は0.95倍(四日市公共職業安定所管内1.70倍)で求職に対しほぼ同数の就職窓口が開かれている状況です。しかし、若者の失業率は依然として高く、17年の20歳から24歳の完全失業率は8.4%で、全体(4.4%)の約2倍です(グラフ(1))。同年のフリーター(学校を卒業しても定職に就かない15歳〜34歳の若者)は201万人で、ニート(家事も通学も就職もしていない15歳〜34歳の若者)も64万人に上っています。
[グラフ(1)]年齢層別完全失業率(平成17年)
資料/総務省「労働力調査」より
[グラフ(1)]年齢層別完全失業率(平成17年)
女性の就業希望にさまざまな障壁 子どもができても働き続けたい
 女性の就業意識について、内閣府の調査(平成16年)によると、子どもができても「職業を続ける」と「一時やめ、子どもが大きくなったら再び働く」を合わせて78.9%あり、高い就業意識がみられます(グラフ(2))。しかし、「育児や家事負担」「適切な勤務形態や勤務場所がない」などの事情で希望の就職ができないことも多くなっています。
[グラフ(2)]
女性が職業を持つことについて(女性の意識)
資料/内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」
[グラフ(2)]女性が職業を持つことについて(女性の意識)
市の就労支援事業
若者向け
おしごと広場みえ・出張そうだん室
 現在、フリーターで安定した就職を目指している人、学校卒業後に就職が決まっていない人、大学、短大などに在学中の人を対象に就職に向けた相談をします。
日時/毎週水曜日、10:00〜16:00
場所/勤労者総合福祉センター (中央緑地内)
内容/就職活動での悩みや疑問などを相談するキャリアカウンセリング(予約制)、求人情報検索、就職適性診断など
高校生の産業現場実習(インターンシップ)支援
 高校生の就労意識を高めるため、高校が行うインターンシップ受け入れ企業に交付金を支給。
 平成17年は146の企業が326人の生徒を受け入れ、体験者からは「取り組んだ仕事の社会での役割が分かった」「自分に合った仕事を考えていける」などと就職に向けての心構えがはぐくまれています。
障害者向け
 障害がある人の就職を支援するさまざまな制度やセミナーがあります。
障害者雇用奨励金
 公共職業安定所などの紹介により、障害者を常用雇用者として雇い入れた企業に奨励金を支給します。
障害者トライアル奨励金
 公共職業安定所などの紹介により、障害者を試行的に雇い入れた企業に奨励金を支給します。
知的障害者就労支援講座
 講座や実技講習、職場見学、職場実習などを通し、仕事に必要な能力を身に付けます。
女性向け
就職準備セミナー
〜自分らしく生き生きと働くために〜
 女性の就職希望者のために能力開発や年金についての解説などを行います。
対象/就職を希望している女性(原則2日間とも参加できる人)
日時/11月9日(木)・16日(木)9:30〜12:00
場所/労働福祉会館(中央緑地内)
定員/20人(先着順)
内容/11月9日「職場で役立つコミュニケーション能力をみがこう」、 11月16日「知らないと損!保険・税金・年金について」 など
その他/無料託児あり(要予約)
申し込み/男女共同参画課 (TEL354-8331 FAX
354-8339)/ (財)21世紀職業財団三重事務所
(TEL059-228-2300 FAX059-228-2304)
仕事と家庭を考えるセミナー
 仕事と家庭を両立できる職場環境づくりに向け、企業などに対して啓発を図るセミナーを開催。
対象/企業の人事担当者など
日時/10月26日(木) 13:30〜15:30
場所/文化会館第3ホール(安島二丁目)
定員/80人
申し込み/(財)21世紀職業財団三重事務所(TEL
059-228-2300 FAX 059-228-2304)

●この特集についてのお問い合わせは 商工課 TEL354-8175
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