HOME >> 平成17年の火災概要から 2006/3月上旬
2003 YOKKAICHI
特集 平成17年の火災概要から
緊急!火災多発
日常生活を点検し火災防止ここが火事を防ぐポイント
 平成18年になってからは、2月20日現在で、前年の同時期より4件多い21件の火災が発生しています。また、亡くなった方は4人で、昨年1年間の6人に早くも迫っています。火災は他人事ではありません。家族みんなで火の取り扱いは十分に注意し、火事を防ぎましょう。
家の周りに燃えやすいものを置いていませんか?放火の原因となります
門灯や街灯をつけて、できるだ
  け暗がりを作らないようにしま
  しょう
家の周りに段ボールなど燃えや
  すいものを置かないようにしまし
  ょう
電気器具は正しく使いたこ足配線をしていませんか?
コードは重い家具などの下にな
  らないようにしましょう。内部で
  断線し、火事の原因となります
タコ足配線はやめましょう。コン
  セント付き延長コードなどが加
  熱し、発火する危険があります
家具などで隠れたコンセントは定期的に掃除しまし
  ょう。ほこりがたまり火が付くことがあります
寝タバコやタバコの投げ捨てをしていませんか?
寝タバコは絶対にやめましょう
吸い殻をくずかごにそのまま捨
  てるのはやめましょう
灰皿の吸い殻は小まめに捨て
  、捨てる前に必ず水を掛けまし
  ょう
マッチやライターを子どもの目に付く所に置いてありませんか?
子どもに火の恐ろしさを教えま
  しょう
子どもだけで花火をするのは
  やめましょう
天ぷらを揚げるときその場を離れていませんか?
ストーブの近くに燃えやすいものはありませんか?
ストーブの上で洗濯物を干すのはや
  めましょう
給油は必ず火を消してからしましょう
ストーブに燃えやすいものを近づけな
  いようにしましょう
平成17年火災概要
火災件数 大幅に減少
 平成17年の火災件数は、16年の146件と比べ大幅に減少し、過去10年間の中でも3番目に少なくなりました(グラフ(1))。出火率(人口1万人当たりの出火件数)は3.6で、約2800人に1件発生していることになります。
グラフ(1)火災発生件数の推移
グラフ(1)火災発生件数の推移
火災種別 多いのは建物火災
 火災の51.7%が建物火災で、61件発生しました(グラフ(2))。燃えた建物数は80棟、焼損床面積は2186平方メートルでした。
グラフ(2)火災発生種別割合
グラフ(2)火災発生種別割合
出火原因 放火が3分の1
 放火が34件で全体の28.8%を占め、昨年に続き出火原因の第1位となっています(グラフ(3))。
グラフ(3)出火原因別割合
グラフ(1)火災発生件数の推移
 昨年9月に市内で食器洗い乾燥機から出火した火事があり、この乾燥機はメーカーから不具合についての「社告」が出されていたものでした。自動車のリコールのように、製品の安全性に問題がある場合、メーカーや販売会社が新聞やホームページなどを通した「社告」で無償修理や回収を知らせます。社告で不具合が知らされた製品からの出火事例は、全国では電気ストーブや電気カミソリの充電器などがあります。新聞などの「社告」に注意し、見た時は自宅にある製品ではないか確かめましょう。下記のホームページでも社告で案内された製品が分かります。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構
http://www.jiko.nite.go.jp
 

●この特集についてのお問い合わせは  消防本部消防救急課 TEL356-2004
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