HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2006/3月上旬
2006 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
誰もが自立して生活できるまちづくりを目指して

 私たちのまちを意識して見てみると、バリアフリーがずいぶん進んできていることがわかります。ノンステップバスが走っていたり、道路と歩道の段差がなくなっていたり、駅にもエレベータが設置されていたり、階段の横にもスロープが付けられていたりします。まちの案内板も4カ国語で表示されることが増えています。
 しかし、その一方でよく指摘されるように、点字ブロックの上に自転車が止められていたり、車椅子では上がれないスロープがあったりして、せっかくのバリアフリーの取り組みが機能していないこともあります。それは、こうした取り組みが意識のバリアフリーにつながっていないためではないでしょうか。
 バリアフリーのまちとは、誰もが自立して生きていく権利を保障する取り組みが当然のこととして認められた社会のことであり、誰にとっても住みよいまちを目指すものです。そのためにも、私たち一人ひとりの意識のバリアフリーが必要です。
 都市計画課では、市民が主体となったまちづくりの構想を作っていく中で「自分たちのまちを点検して歩く」活動などにより、地域住民によるバリアフリーのまちづくりを促進しています。
 目に見えるバリアフリーを進めるだけでなく、子どもから高齢者まで、障害のある人もない人も、誰もが住み慣れた家庭や地域で安心して快適に生活できるまちを目指していきます。
 自らの意志で生き生きと自由に社会参加することができる、ユニバーサルデザインの考え方にたった住みよいまちを、みなさんといっしょに考えてつくっていきましょう


担当:都市計画課
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