HOME >> 新たなるまちづくり 2006/1月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:新たなるまちづくり
皆さんとの協働で活気あふれる四日市に
社会の変化に対応しより一層の市民サービスの向上を
 本市は「総合計画」に基づいて、「人と文化と自然を育む活気あふれる港まち四日市」に向けたまちづくりを進めています。少子高齢化などの社会情勢の変化や市民ニーズの多様化に対応するために、「行政経営戦略プラン」を策定し、より実効性の高い取り組みを進めています。
 今年はその仕上げの年に当たり、4つの重点施策を柱に、市民サービスの向上を積極的に努めていきます。
[安全・安心のまちづくり]
 大規模地震対策では、学校、橋梁などの公共施設の耐震化を進める一方で、昭和56年以前に建てられた木造住宅の無料耐震診断、耐震補強工事の補助などを進めます。
 また、市立四日市病院の改築や施設の充実、看護系大学の設立支援をしていきます。また、消防署中央分署を整備し、「8分消防、5分救急」の実現を目指します。
[市民との協働によるまちづくり]
 市民主体のまちづくりを進めるため、市民活動に対し、「個性あるまちづくり支援事業」や「市民活動ファンド」による支援を進めます。また、「都市計画マスタープラン」の地域・地区別構想につながるまちづくりに取り組み市民との協働によるまちづくりを進めます。
[地域産業の活性化]
 平成15年に「技術集積活用型産業再生特区」の認定を受け、規制緩和によるコンビナートの再生を進めています。さらに、新たな産業の展開を図るため、次世代エネルギーの燃料電池の実証試験への補助や民間研究所立地の支援などを推進しています。
[子育てと子どもの個性・能力を伸ばす環境づくり]
 昨年、「次世代育成戦略プラン」を策定し、延長保育や休日保育の拡充、学童保育所の支援、地域子育て支援センターの増設など、子育て支援の施策を進めています。また、行き届いた教育を行うために少人数授業や小学校での英語活動、学校図書館への専任司書の派遣などに積極的に取り組んでいます。
小学校の英語活動
小学校の英語活動
中核市の実現を図り、一層の自主自立を
 今後、国、三重県との協議を経て、県下初の中核市への移行を目指していきます。
 中核市にふさわしい都市機能を持ったまちづくりを市民の皆さんとともに進め、活気あふれる元気なまち「四日市」にしていきましょう。
※中核市とは
人口30万人以上の都市に対し、政令指定都市に準じた事務権限を配分し、できる限り市民の身近なところで行政を行うことができるようにした都市制度です
快適で豊かな環境が実感できるように
 本市は「快適環境都市宣言」を行い、市民、事業者、行政が一体となって「良好な環境の保全と創造」への取り組みを進めています。産業公害の防止や生活廃水による環境への影響削減などさまざまな取り組みで、だれもが健康で安全に生活できる環境の保全を図るとともに、豊かな自然との共生を進めています。また、国から承認を受けた「エコタウンプラン」による環境に配慮した循環型社会の実現にも努めていきます。
 なお、産業廃棄物の不法投棄問題には、三重県とも十分に協議して早急な対応を図っていきます。
国際競争力を増す四日市港
 四日市港は平成16年7月に「伊勢湾スーパー中枢港湾」に、昨年7月には「指定特定重要港湾」に指定されました。これによりコンテナ物流の国際競争力の向上や地域産業のさらなる国際的発展が望めます。また、中部国際空港への海上アクセスも今年4月の供用開始を予定しており、港を通して国内外を結ぶ交通網の充実を図ります。
四日市港
四日市港
住みやすく、にぎわいあふれる中心市街地へ
 近鉄四日市駅前の「ララスクエア四日市」の全館が昨年3月にオープン。さらに、中心市街地に大規模なマンションの供給も続いており、市中心部ににぎわいや人口回帰の動きが出てきています。この動きを市民と地元商店街、行政の協働によるにぎわいづくり活動に展開していきます。
進む、中心市街地のにぎわいづくり
進む、中心市街地のにぎわいづくり

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