| ○鉄道高架化による目標 | 
					 
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						| 近鉄名古屋線連続立体交差事業は、一期工事として四日市駅を中心に三滝川以南が昭和52年に完成しました。 これに続く川原町駅周辺地区は、中心市街地を支える重要な場所に位置していますが、三滝川と海蔵川に囲まれ、そのうえ鉄道によって東西に分断されるなど、隣接する街並みとの一体的なまちづくりが課題になっています。
 このため、三重県と協力して鉄道を高架化することにより、分断されていた地域の交流促進や、東西が一体化したまちづくりによるにぎわいと魅力ある地域形成が可能となります。
 特に主要道路となる橋北通りでは、道路交通の利便性が向上するため、商業や業務系の土地利用の活発化を、その背後地では良好な住宅系への土地利用を誘導するなど、当地域全体のポテンシャルの向上が図れ、ひいては南北交流を促して中心市街地の活性化を目指します。
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						| ○まちづくりの現状 | 
					 
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						| 高架化区間の橋北・中部・海蔵の各地区では、地元関係者で構成する「近鉄線高架事業連絡協議会」が組織され、行政と関係機関で事業実現とまちづくりに向けて、積極的に会合が開かれています。 また、当地区では、本年五月に市が提言を受けた「橋北地区まちづくり構想」の中でも、高架化事業と連携したまちづくりが検討されるなど、地域の積極的な動きも見られます。
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						| ○今後のまちづくり | 
					 
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						| この高架化と併せて、未改修となっている三滝川にかかる近鉄橋梁付近の川幅を広げる「河川改修」や、遊歩道など水に親しむ空間の整備を同時に進めていくことで、当地区を含め中心市街地が災害に強い市街地やゆとりある街並みを実現していきます。 | 
					 
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