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2005 YOKKAICHI
今回は、健康づくり事業の取り組みについてお知らせします。
禁煙にチャレンジ!
○禁煙への取り組みの現状
 平成17年2月27日に『たばこの規制に関する世界保健機関枠組み条約』が発効されました。これは地球規模のたばこ抑制を目指して、批准国各国が共通したたばこ対策をとるための条約で、わが国も批准しています。
 それを受けて、現在、受動喫煙(※)対策やたばこの広告・包装上の表示などの規制がすでに始まっていて、また、未成年者に対するたばこ製品の販売を禁止するための取り組みについても実施される予定です。
 そのほかにも、多くの学術・専門職団体が「禁煙宣言」を行ったり、施設内および建物内全面禁煙に取り組んだりする医療機関や企業が増加するなど、国内外において禁煙に向けての取り組みが積極的に進められています。 
 このような取り組みは、WHO(世界保健機関)の報告で、世界中では年間約400万人(1998年)が、わが国では年間約10万人が、喫煙に起因する疾患で死亡していると推定されているところから、その健康被害の拡大が憂慮される状況にあります。
※受動喫煙とは
 室内またはこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされること
○市の取り組みは
 四日市市では、平成15年度に『四日市健康づくり21〜元気で暮らそに!〜』を策定し、健康づくり事業に取り組んでいます。
 今回は、その1つである禁煙支援を紹介します。 
 市役所庁舎内に喫煙場所を設置し、完全分煙を実施しています。また、保健センターではチラシや教室での講話にて、たばこや受動喫煙の害について情報提供をすると同時に、「今すぐ禁煙したい!」という人を個別にサポートする『やめたい人の禁煙サポート教室』を実施しています。 
 平成15年度に実施したアンケートでは、本市の年代別喫煙率は、20歳〜39歳で36.6%、40歳〜64歳で43.9%、65歳以上で14.5%、そのうちたばこをやめたいと考えている人は各年代平均して4割程度で、やめたいけれどもやめられない、という人もたくさんいることがわかりました。
 何度か禁煙にチャレンジして成功に至らなかった人でも、繰り返しチャレンジすることでコツをつかみ、成功する人も少なくありません。
 あきらめずにチャレンジしてみましょう。
問い合わせ先 …保健センター地域保健第3係(TEL54-8291)
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