HOME >> 路線バスの利用 2005/6月下旬
2003 YOKKAICHI
特集:路線バスの利用
私たちを運び続ける公共交通あなたは利用していますか?
バスを使う人が減って、便数が減ったり、路線が無くなっているよ
充実したバス路線網の危機
 市内の多くのバス路線では利用者が年々減少してきています(グラフ(1))。事業者は企業経営のために利用の少ない路線での運行本数の削減や路線の存続を検討しなければならない状況になっています。今年3月には霞ヶ浦で路線が廃止され、過去5年間で6路線が廃止に追い込まれました。
みんなバスを必要と思っているのにどうして使わないの?
「公共交通の廃止には反対」でも「自分は乗らない」
 今年2月に行った「市政ごいけんばん」第5回アンケートで「公共交通について」伺ったところ、「廃止」には65%が反対していますが、「年間ほとんど利用しない」人が過半数いるなど、「利用しないものの無くなるのは不安」と感じている人が多くなっています(グラフ(2)(3))。
高齢者は移動にバスが必要です 毎日の通学や通勤のためにバスは欠かせません マイカーを使えないときにバスは便利だよ
地域のバスの廃止
 現在、お住まいの地域で走っているバスは、利用者が少なければ廃止されることもあります。バスが無くなれば、車を運転しない人や学生、高齢者の外出はもちろん、普段は車を利用する人でも出張のときなど車以外で移動するときや飲酒時の帰宅などが困難になります。それでいいのでしょうか?
私たちに必要な交通手段
 バスが必要なのは現在利用している人だけではありません。今はバスを必要としない人でも、将来、車を運転しなくなったとき、また家族が通勤、通学するときを考えると、バスは私たちの生活に必要な移動手段になるのではないでしょうか。
公共交通とマイカーを上手に使い、快適な生活を送りましょう
地域、事業者、市、みんなの協力で公共交通を残そう
 地域の皆さん、事業者、市が協力し合いながら、自分たちの移動手段についてもっと身近に考えましょう
●地域 私たちが快適な生活を送るために、一人ひとりができるバスの利用方法を考え、実行に移しましょう。未来の公共交通はあなたの行動にかかっています
●事業者   より多くの皆さんに利用してもらえるよう、事業者ではさまざまなサービスを実施しています(右欄参照)
●市 道路などの基盤整備とともに、交通渋滞を減らし自然環境を守ることを目的に、公共交通の利用を促進しています
生活バスよっかいち
バス路線が廃止された羽津地区で、地域の移動手段を守るために、地元スーパーや病院などから協賛金を得て住民がバスを運営しています。利用者は「自分たちのバスを守ろう」という意識を持っていて、毎日多くの人が積極的に利用しています。
[グラフ(1)]
市内の路線バス利用者数推移
[グラフ(1)] 市内の路線バス利用者数推移
[グラフ(2)]鉄道やバスを使う頻度は?
[グラフ(2)]鉄道やバスを使う頻度は?
[グラフ(3)]鉄道やバスの廃止をどう考えていますか?
[グラフ(3)] 鉄道やバスの廃止をどう考えていますか?
活用しよう、お得なサービス
三重交通
環境定期券
三重交通の通勤定期券および通学定期券(小児定期券を除く)をお持ちの人と、同伴の5人までが土・日曜日、祝日に割安でバスに乗車できます
通学定期券割引制度
従来の通学定期券が30%以上割り引きされます。「全線フリー通学定期券」などの通学定期券もあります
三岐バス
環境定期券
三岐バスの通勤定期券および通学定期券(小児定期券を除く)をお持ちの人と、同伴の5人までが土・日曜日、祝日に割安でバスに乗車できます
乗り継ぎ割引
(鉄道バスの割引)

山城駅で三岐鉄道に乗降する人が、山城駅から八千代台一丁目間を100円で乗車できます
※詳細は各事業所にお問い合わせください(三重交通四日市営業所 TEL:23-0808、三岐鉄道 TEL:65-9106)
みんなでバスを残そう
私たちができる利用法を考え、みんなで協力しましょう

●この特集についてのお問い合わせは、都市計画課 TEL:54-8194
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