HOME >> 学校教育が「めざす子どもの姿」2 学校教育ビジョンを策定 2005/5月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:学校教育が「めざす子どもの姿」2 学校教育ビジョンを策定
新しい時代をたくましく切り拓いていく子どもに
●めざす子どもの姿 「生きる力」と「共に生きる力」を養う
 今回のビジョンでは「めざす子どもの姿」を五つの視点から掲げました。全国の学校がめざす〈生きる力〉の基本をなす「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康・体力」に「コミュニケーション力」、「互いに向上する人間関係」を加えました。「コミュニケーション力」「互いに向上する人間関係」は、〈共に生きる力〉と呼びます。
●ビジョンの推進と評価 子どもたち自身が「力がついた」と実感を
 ビジョンは施策ごとに明確な目標を設定し、それを評価し目標達成に努めます。このビジョンの着実な推進で、子どもたち自身が「力がついてきている」、「成長している」と実感できるように努めます。
めざす子どもの姿
「めざす子どもの姿」実現のために重視する15の視点
重点 1 毎日の授業をさらに充実します
「わかる授業・できる授業」、「学ぶ楽しさに満ちた授業」を行っています。自分で考え、自分の言葉で表現できる子どもが育っています。
重点 2 読書活動を充実します
図書館司書、読書ボランティアがすべての学校で活動し、読書に親しむ子どもが育っています。
重点 3 小学校から英語会話力の育成を進めます
小学校から中学校の学習に連続する英語活動で、外国人と平易な会話ができる子どもが育っています。
重点 4 情報機器を活用した教育を進めます
情報機器、インターネットを活用した教育活動を行っています。コンピュータを使いこなし、情報社会を主体的に生きる子どもが育っています。
重点 5 文化・芸術に触れる機会を充実します
進んで文化や芸術に親しみ、うるおいのある生活を実践できる子どもが育っています。
重点 6 人権教育をさらに充実します
系統的な人権学習を行い、自らの生活の中にある課題を解決しようとする意欲と実践力を備えた子どもが育っています。
重点 7 健康・体力が向上する活動をさらに充実します
各学校で健康づくり、体力向上の活動を行い、進んで運動に親しみ、健康で安全な生活を実践できる子どもが育っています。
重点 8 就学前の教育、子育て支援を充実します
幼児教育や子育て支援を充実。豊かな心や想像力、意欲、健全な生活を営む態度など、「生きる力」「共に生きる力」の基礎を身につけた子どもが育っています。
重点 9 生徒指導を充実し、学校・学級づくりを一層推進します
すべての学校にスクールカウンセラーか心の教室相談員がいます。周りの人たちの支援を受けながら、不安や悩みを解決し、共によりよく生きようとする子どもが育っています。
重点 10 特別支援教育を定着させます
障害のある児童・生徒に個別教育支援計画に基づいて、一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育的支援を行っています。自立し、社会参加するための基礎となる力が育っています。
重点 11 教職員研修をさらに充実します
授業の改善や学校運営向上のための研修講座を、職種や年代、職務内容に応じて受講できるようになっています。
重点 12 保護者・地域との協働を進めます
すべての学校で支援ボランティアが活動。教育活動の評価に保護者・地域の人たちが参加しています。
重点 13 学校の情報公開を進めます
学校づくりビジョン、学校自己評価の積極的な情報公開を行い、説明責任を果たしています。
重点 14 学習環境の改善を進めます
安全で安心な学習環境の下で、快適な学校生活を過ごすための施設整備が計画的に進んでいます。
重点 15 学校経営をさらに充実します
各学校が学校経営評価により継続的に診断・評価し、めざす学校像実現に向けて取り組みを進めています。

●この特集についてのお問い合わせは 教育総務課 TEL:54-8237
Copyright(C) 2003 Yokkaichi City All rights reserved.