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2005 YOKKAICHI
今回は、「地域防災」の取り組みについて最新の情報をお知らせします。
地域防災計画を修正しました
 いつ襲ってくるか分からない災害から、皆さんの生命・身体・財産を守るためには、平常時から災害が発生した場合の対処方法や被害防止対策を検討し、事前に決めておくことが必要です。限られた範囲の中で有効な対策・活動を行うために、本市においては「四日市市地域防災計画」を策定し、市全体がどのように防災対策を行うのかということについて定めています。
○推進計画の策定と合併による防災計画の見直し
 東海、東南海および南海地震の3つの地震については、その発生に伴い大きな被害の発生が危惧(きぐ)されており、それに対する事前の備えを行うことが重要です。これらの地震の中で私たち三重県に最も大きな被害を及ぼすことが予想されている東南海・南海地震については、「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」が施行され、本市を含む三重県内全域がその地震防災対策推進地域に指定されました。これにより本市においては、その地震対策を推進計画として取りまとめ、地域防災計画の中に盛り込んでいます。
 また、今回はこれに加えて、楠町と合併したことから、旧楠町地域防災計画との整合を図り、新たな四日市市としての「四日市市地域防災計画」を策定しました。
津波・洪水ハザードマップ
津波・洪水ハザードマップ
○ハザードマップを作成
 東海地震、東南海・南海地震により発生する津波が本市に与える危険度や、台風、集中豪雨により河川が決壊した場合、また、下水や排水路があふれる内水氾濫(はんらん)が発生した場合の被害危険度を地図上に示したハザードマップを作成しました。
 ハザードマップには、浸水実績の無い箇所も浸水範囲として記載されていることがあります。これは、「今まで浸水がなかったから安全」と考えるのではなく、「これらの災害が発生する可能性がある」ことを表しているものです。
 皆さんのご家庭に「広報よっかいち」3月下旬号とともにお届けしました(津波ハザードマップは沿岸地区のみ)ので、今後の被害軽減対策につなげる資料として効果的にご利用ください。
●問い合わせ先 …防犯対策課(TEL54-8119)
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