HOME >> 楠町そぞろ歩き 2004/10月上旬
2004 YOKKAICHI
楠町そぞろ歩き
自然豊かなまち並みをめぐってみませんか
 このコーナーでは、今月から、来年2月7日の合併に向けて準備が進んでいる楠町の魅力を皆さんにお伝えします。1回目となる今回は、楠町の概要と町民の皆さんの憩いの場となっている楠中央緑地公園をご紹介します。
〈豊かな水と歴史あるまち〉
楠町の地勢  四日市市の南部、塩浜地区や河原田地区と境を接する楠町は、東に伊勢湾を擁するとともに、鈴鹿山脈を水源とする鈴鹿川が町内を流れる豊かな自然に恵まれた町です。豊富な水は町に多くの恵みをもたらしました。鈴鹿川の清流をふんだんに使った酒造りや出荷量日本一を誇るハマグリの蓄養といった産業のほかにも、町内のあちらこちらに流れる清らかな水は、収穫した野菜の土を洗うための水場として現在も利用されるなど、町民の皆さんの生活に溶け込んでいます。
 また、「楠町」という町名が示すように、古くは楠正成の末裔(まつえい)が代々城主を務めた歴史あるまちでもあります。楠城は8代楠正盛が豊臣秀吉に滅ぼされるまで、215年にわたって栄えました。今でも城跡には往時を偲(しの)ぶかのように楠の巨木がそびえ、町を見守っています。
〈楠中央緑地公園〉
楠中央緑地公園 町のほぼ中央に位置する楠中央緑地公園は、平成7年に整備されました。開放的で手入れの行き届いたこの公園には、木の香りが漂う木造体育館をはじめ、夜間照明付多目的運動場、テニスコート、ゲートボール場などの運動施設や遊具、遊歩道などがあります。園内は、散歩をする人や運動場でボール遊びをする家族連れなどで賑わい、町民の皆さんの憩いの場、またレクリエーションやスポーツの場として親しまれています。体育館の脇には、小学生が地元の職人さんから指導を受けながら作り上げた「土の家」と「木の家」があり、その出来栄えは職人さんも舌を巻くほど。また、頂上にあずまやのある「中洲の山」からは、町内を一望できるだけでなく、晴れた日には、はるか知多半島を望むこともできます。
 そのほか、園内に植えられた230種3万本の花や木は四季折々の自然を楽しませてくれます。
楠中央緑地公園の問い合わせ TEL97-7117
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