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2004/8月下旬
2003 YOKKAICHI
特集 大地震の防災対策
大地震には日ごろの備えが大切です
自宅の耐震性を確保しよう
 地震における人的被害のほとんどは、建物の倒壊などによるものです(阪神淡路大震災では犠牲者のおよそ九割が建物の倒壊によるものでした)。
 大切な命を守り、地震による被害を最小とするためにも住まいの耐震性を確保しましょう。
「無料耐震診断」「耐震補強工事費補助」実施中
 市では、阪神淡路大震災などで被害の多かった古い木造住宅を対象に、無料で耐震診断を実施しています。件数にはまだ余裕がありますので、ぜひご利用ください。
対象
昭和56年5月31日以前に建てた木造住宅
店舗などの併用住宅の場合は、延べ床面積の半分
  以上が住宅用のもの
二階建て以下で、延べ床面積が300平方メートル以
  下の住宅
木造の在来工法(軸組工法、伝統的工法)の住宅
申し込み先
建築開発課建築安全係
54‐8207
診断内容
診断する人/木造住宅耐震診断講習会を修了した
  建築の専門家
診断の方法/床下や天井裏など建物の状態を目
  視により確認、診断します
必要な時間/約2時間
必要な場合は耐震補強をしよう
 今年度から耐震補強工事費の補助を開始しました。耐震診断の結果の評点が、「0.7」未満と判定された住宅の耐震補強工事をする場合、一定の条件を満たす人に上限61万円が補助されます。詳しくは建築開発課建築安全係はお問い合わせください。
家具の固定をしよう
 平成7年の阪神淡路大震災やその後の大きな地震でも、家具の転倒で多くの人が亡くなられたりケガをしたりしています。いざという時に「ケガをしない」「逃げ道を確保する」ためにも家具などの転倒防止を行いましょう。
家具の固定
[壁に固定する場合の注意]
壁の下地材(桟)に固定する
家具と壁下地の位置が合わない場合は横木を壁に
  取り付けて固定する
共同住宅などでは壁の構造・種別により、固定でき
  ない壁があります(壁の種類が分からないときは専
  門家に相談を)
[冷蔵庫、テレビ、パソコンなどの固定]
冷蔵庫は専用金具で壁の桟に固定
テレビやパソコンは本体と置き台をベルトで固定し、
  置き台が動かないようにする
あなたのお部屋は大丈夫ですか?[各種家具の固定]
家具の配置を工夫
ベッドや布団の位置は家具の
  前は避け、家具の高さ分以上
  離れるか脇にする
避難通路確保のため、出入り
  口付近に家具を置かない
重い家具は寝室に置かない
本棚、食器棚などは重い物を
  下段に収納する
ガラスを用いた家具では、ガラス飛散防止フィルム
  などを貼る
防災訓練に参加しましょう
 いざという時にパニックにならず、適切な行動を行うためには日ごろからの備えが大切です。訓練における体験や災害に関する知識が、もしもの時に必ず役立ちます。防災訓練など、地域の防災活動に参加しましょう。
9月4日「三重県総合防災訓練」を実施!!
 本市と三重郡四町は、三重県と合同で、9月4日に、「総合防災訓練」を実施します。訓練にはさまざまな防災関係機関が集まり、救助訓練などを実施します。また、会場内では三重県の防災啓発車による地震体験やNPO団体などによる防災啓発展示が行われますので、ぜひご参加ください。
日時/9月4日(土)午前9時〜正午
場所/中央緑地
内容/各種救出救助訓練、救急救命訓練、消火
 訓練、土のう作り訓練、物資搬送、施設復旧訓練
 など

※公共交通機関でお越しください
携帯電話などで安否を確認
 市では災害時の情報伝達手段のひとつとして携帯電話などによる防災情報サービス「あんしん・防災ねっと」を開設しています。自分の携帯電話やパソコンのメールアドレスを登録すれば、災害時に緊急情報がメールで配信されます。また、ホームページ上では、次のことを行うことができます。
「あんしん・防災ねっと」でできること
※メールサービス以外は
インターネットを利用できる環境が必要です
「あんしん・防災ネット」ホームページ
 http://www.anshin-bousai.net/yokkaichi/
災害用伝言ダイヤル「171」
 NTTが災害時に行う「声の伝言板」サービスで、一般加入電話、公衆電話、携帯電話、PHSから「171」をダイヤルすれば利用できます。このサービスが開始されると、録音した伝言を他の人からも確認でき、安否状況などを知らせることができます。
次の期間には、「171」を体験することができます
  8月30日〜9月5日および毎月1日(1月1日を除く)

●この特集についてのお問い合わせは 防災対策課 TEL:54-8119
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