文化を生かした個性豊かな地域づくりを行っていくため、市では、平成14年6月に四日市市文化振興条例を制定しました。平成15年1月には、条例に基づき四日市市文化振興審議会を設置し、現在「四日市市文化振興ビジョン」の策定に取り組んでいます。
これまで、審議会を11回、市民フォーラムを一回開催し、できるだけ市民の皆さんの生の声を生かしたビジョンを策定すべきという審議会の意見を受け、8月19日には、再度市民フォーラムを開催します。
今までの審議における素案では、文化を生かした個性的なまちをつくるために「住み続けたくなるまちに」を基本目標とし、具体的に次のように6つの方向性を検討しています。
◆文化と産業が共存する魅力あるまち◆市民主体の文化活動が展開しやすいまち◆四日市の文化がみえるまち◆情報を発信するまち◆文化遺産・伝統行事・伝承文化を保護し、継承・活用するまち◆社会的弱者を大事にするまち
審議会では、平成16年中には答申を出したいと考えており、さらに皆さんからのご意見・ご提案をいただきたいと思います。これまでに「四日市の歴史的背景を考え、夢の持てるような案にしてほしい」など多数の意見をいただいております。
お寄せいただいたご意見は、「第2回四日市の文化を考える市民フォーラム」で紹介させていだだくとともに、文化振興審議会の場でも検討し、答申づくりの参考にさせていただきます。
なお、現時点でのビジョンの素案については、市のホームページ(http://www.city.yokkaichi.mie.jp/bunkashinko/index.html)に掲載しておりますのでご覧ください。また、文化課、文化会館でもご覧いただけます。
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