HOME >> 地域の安全私たちが守ります 2004/5月上旬
2003 YOKKAICHI
特集 がんばる消防団 地域の安全私たちが守ります
特集 がんばる消防団 地域の安全私たちが守ります
消防団って何?有志による地域の防災機関
 消防団は、有志による地域の防災機関で、特別職の地方公務員です。メンバーは平常はそれぞれの職業に従事し、火災や災害警戒時に出動します。その役割は消防署と一体となって地域や市民を災害から守ることです。市消防団(堀善澄団長)は23地区にあり、現在412人の団員がいます。
消防団の活動
災害時は緊急出動 日ごろは地域の防災リーダー
 消防団は、地域と市民のために、規律と秩序を維持しながら組織で活動しています。災害や火災の発生時に緊急出動するのはもちろん、日ごろから防災活動に務めています。
災害活動 素早く消火や救出
 火災、地震、台風、大雨などの災害発生時に消防署と一体となって活動します。また、災害活動に備え、日ごろから防災訓練や消防機器の点検なども行っています。
消火栓の点検 訓練の成果を競う消防操法競技大会 富田分団 消防車の点検
予防活動 火災を未然に防止
 日ごろから地域の見回りなどをして、火災予防の呼び掛けや警戒活動をしています。
神前分団による夜間の見回り 防火週間には手作りの看板を地区内に設置し、火災予防を呼び掛け
防災指導 地域の防災リーダー
 地震などの災害に備え、出火防止や初期消火、応急手当などを地域住民に指導します。また、地域の小学校などでも、防災についての呼び掛けを行っています。 防火週間には手作りの看板を地区内に設置し、火災予防を呼び掛け
消防団員の思い
草川 和久さん(大矢知分団) 地域への貢献を実感
 草川 和久さん(大矢知分団) 
 入団してすぐに消防操法競技大会の選手に選ばれ、1カ月間、仕事を終えてから夜間訓練したおかげで、実際の火災現場で何をすればいいかがよく分かりました。入団して2年目ですが、すでに5、6回は出動し、地区の防災・防火に貢献していることを実感しています。
前川 和輝さん(大矢知分団) 地元から信頼され、やりがい
 前川 和輝さん(大矢知分団)
 入団して20年になります。緊急出動はもちろん、防災や救急訓練などを依頼されることもあり忙しいこともありますが、地元から信頼され、家族も理解してくれて、やりがいがあります。規律保持や訓練などの緊張感が自らを引き締めてくれますし、仲間の連帯感も素晴らしいと思います。
若手からベテランまで和気あいあいの仲間たち
 海蔵分団(分団長 森 孝さん、団員15人)
 私たちの分団では月2回点検日に集合し、車両や器具のほか、地区内の消火栓の点検を行っています。技能習得のため消防署で講習を受けたり、団内での訓練もしています。また、地区の皆さんとの交流を大切にし、救急救命や自主防災の指導、各種行事に協力したりしています。もちろん火災などが起きれば海蔵ばかりでなく周辺地区にも出動します。緊急時の集まりがいいのも当分団の自慢です。団員は入団30年以上のベテランから数年の者までさまざまですが、家族の理解があり、子どもたちも「父さんは地区を守っている」と誇りに思ってくれるので活動が続けられます。団員は皆、いざという時は助け合い、協力し合う仲間です。団は1つの家族みたいなもの、信頼の太い絆で結ばれています。 海蔵分団の皆さん
消防団員募集!一緒にまちを守りませんか?
 自分の地域を災害から守る心意気のある人を募集しています。18歳以上の健康な人ならどなたでも応募できます。消防団には定員があり、募集していない分団もあります。

お問い合わせは 消防本部消防救急課 TEL56-2005
消防団員招集のためのサイレンにご理解を
 火災などの災害時に、消防団員を招集するため、地区市民センターなどのサイレンを鳴らします。一刻を争うものですので、皆さんのご理解をお願いします。

●この特集についてのお問い合わせは 消防本部消防救急課 TEL56-2005
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