HOME >> 平成15年の火災概要から 2004/3月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:平成15年の火災概要から
火災多発-それは「まさか」の油断から始まる
昨年の市内の火災状況がまとまりました。それによると火災は相変わらず多発しています。毎日の暮らしに欠かせない「火」ですが、ちょっとした油断が火災につながります。火の取り扱いには十分に注意しましょう。
平成15年 火災概要
 
火災件数
10年間で2番目に多い
 火災件数を過去10年間で見てみると、年平均127.2件が発生。平成15年は前年に次いで2番目に多い151件でした(グラフ(1))。
[グラフ(1)] 過去10年間の火災件数
[グラフ(1)] 過去10年間の火災件数
火災種別
半数が建物火災
 火災の約50%が建物火災です(グラフ(2))。住宅火災は41件発生し、建物火災のうちの55.4%を占め、前年の43%から増加しました。
[グラフ(2)] 火災種別の割合
[グラフ(2)]  火災種別の割合
出火原因
原因の3分の1が放火
 火災原因の31.1%が放火(疑いも含む)です。過去5年間の放火の占める割合は平均22.6%で、昨年は例年よりも多くなりました(グラフ(3)。
[グラフ(3)] 火災の原因別割合
[グラフ(3)]  火災の原因別割合
季節別火災件数
春に多発
 火災は年間では春季(3月〜5月)が55件と最も多く発生しています(グラフ(4))。火を扱う機会の多い冬期、春期は特に注意が必要です。
[グラフ(4)] 四季別火災件数
[グラフ(4)]  四季別火災件数
忘れないで!いつでもどこでも火の用心
屋内で火の用心-屋外で火の用心
たばこ
吸い殻をごみ箱に捨てない
寝たばこをしない
灰皿に吸い殻をためない
灰皿には水を張る
吸い殻をごみ箱に捨てない

その場を離れない
こんろ
その場を離れない
天ぷらなどのとき、
  油に火が移らないように注意する

消火器を準備する

ストーブ
給油時などの取り扱いに注意
燃料を入れ間違えない
火を消してから給油する
洗濯物を乾かさない
給油時などの取り扱いに注意

プラグにほこりをためない
電機器具の配線
プラグにほこりをためない
コードの上に物を乗せない
コードを束ねたまま使わない
たこ足配線をしない
家の周りに燃えるものを置かない
放火
家の周りに燃えるものを置かない
     ●物置や車庫には鍵を掛ける
     ●路上駐車をしない
たき火
風による燃え広がりに注意
たき火は禁止されています。伝統行事や
農業などでのたき火のみ認められていま
す。たき火を行う時は次のことを守ってく
ださい

事前に必ず消防署に届け出る
風のある日は行わない
水など消火できるものを準備する
風による燃え広がりに注意
いつでも火の用心
空気の乾燥と風に注意
春は特に空気が乾燥している上に風の強い日が多くなります。火の取り扱いに十分注意しましょう
空気の乾燥と風に注意
【消火器の訪問販売に注意!】
消防署の名前を利用して消火器などを訪問販売する「かたり」による被害が発生しています。消防署では、そのような販売は一切行っていませんので、十分ご注意ください

●この特集についてのお問い合わせは 消防本部消防救急課 TEL:56-2004
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