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2003 YOKKAICHI
npoみんなの市民活動
地域の輪を広げる里山づくり 神前里山を守る会
 今回は、大日山の整備を通じて、地域を愛する心を育て、世代間の交流を推進する神前地区の「神前里山を守る会」をご紹介します。会長の川村正さん、神前地区連合自治会長の森寺紀夫さんにお聞きしました。
−会をご紹介ください

 最初は、地域社会づくり推進委員会を中心に進めてきた大日山整備でしたが、地域の一人ひとりが一役を担おうという「一人一役運動」を提言したところ、地域ぐるみの活動に拡がり、「神前里山を守る会」が発足しました。現在の会員数は100人ほどです。

−具体的な活動内容は
主なものを2つ紹介します。
「大日山の整備」
 住民が憩える魅力ある場所にするため、14年度中に4回(延べ245人が参加)、遊歩道の下草刈り、雑竹林の伐採、チップ処理などを実施しました。
 また、その際伐採した竹で炭をつくり、資源の有効活用を図るなど環境整備に力を入れています。
「記念植樹」
 毎年、神前地区の小学校卒業生による記念植樹を実施しています。当日のお昼には、豚汁の炊き出しが行われ、子どもから大人まで楽しく語らいながら食べています。
 こういった世代間の交流を交えた活動が一番の地域づくりだと思いますね。
大日山の整備風景
大日山の整備風景
−会のアピールポイントは
 なんといっても地域のひとの協力です。大日山整備の日には、たくさんの人が草刈り機や鎌を持って集まって来てくれます。
−最後に一言
 いずれは、大日山の遊歩道を大日寺から曽井山、三重地区の重要な文化財御池沼沢植物群落などへつなげたいと思っています。
 今後も里山を通じて地域を愛する心を育て、子どもから高齢者まで幅広く交流を図りながら、明るく住みよいまちづくりを推進していきたいと思っています。
このコーナーについての問い合わせ先 市民生活課市民活動係(TEL54−8146)
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