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2003 YOKKAICHI
あなたの声 広聴のコーナー
消費者センターでの相談から
見本工事商法にご用心 ! 〜 飛び込みセールスの勧誘はじっくり考えて 〜
 「目立つ場所で宣伝になるから」、「出来上がりを当社のカタログに載せるから」、「近所で工事をしているので、ついでにさせてもらえばコストが下がるので」などと言って、言葉巧みに勧誘する業者がいます。
 その中でも特に悪質な手口をご紹介します。
例(1) 「水道の検査に来た」と販売員が高齢者宅を訪問。「さびがひどく、体に悪い」と契約を迫られ、高額でキッチン改装工事を契約させられた。
例(2) 訪問業者に80万円で外壁塗装をしてもらったところ、1年後に「はがれ」が出た。10年保証の契約なので補修を頼んだが、返事だけで直してくれない。近所の業者に見てもらったところ、下処理をせずに塗装されていることが原因と判明。
例(3) 「近所で工事をしているので」と業者が訪問し、「市の指定業者の系列だから間違いはない」などと言われ、屋根の塗装工事を契約したが、販売員の口ぶりに不審な点が多く、解約したい。
※こうした手口の商法は、「特別に安くする」と言って勧誘してきます。実際には極めて高額な工事費で、支払いのためにローンを組み、後の返済に苦労するケースもあります。金額が大きいだけに被害は深刻です。
 また、手抜き工事が多く、屋根工事などで雨漏りが発生した例もあり、その修復にさらに費用を要することとなります。
※契約を急がせる業者は要注意です。すぐに契約せず、ほかの業者の見積もりを取るなど、よく調べてからにしましょう。
※こうした手口の商法は、「特定商取引法」に基づき、契約日から8日以内であれば、クーリングオフ(無条件解約)が認められています。
 また、消費者契約法や民法により契約の無効や取り消しを主張できる場合もありますので、「おかしいな」と思ったら、早めに消費者センターへご相談ください。
(市民生活課消費生活安全係)消費者センター TEL54−8264

市民からお寄せいただいたご質問から
「三泗」の語源と意味は
ご質問  「三泗」(さんし)という言葉の語源と、その言葉の意味する範囲を教えてください。
お答え  「三泗」は三重郡の「三」と泗水の「泗」を合わせたもので、一般的に三重郡と四日市市を意味します。
 泗水は郡山藩士、城戸賢の詩集「東帰稿刪(トウキコウサン)」(享和3年・1803年)の中に四日市での見聞を記した「泗水行」という一篇があり、これが語源とされるという説があります。
 また、北町の建福寺境内の井戸をはじめ、当時の四日市(宿場町周辺)にあった4カ所の井戸を泗水と呼んだことも起源の1つに挙げられます。泗水の井戸は、建福寺のものだけが現存し、市指定記念物に指定されています。
 いつごろから「三泗」という言葉が使われ始めたかは不明ですが、おそらく明治に入ってからではないかとされています。
 なお、「泗水」は、もともと中国の孔子が山東省で塾を開いた地名を指し、それにあやかって美称または別称されたものです。
(教育委員会文化課 TEL54−8240)
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〒510-8601 市役所市民生活課 広聴係 / TEL:54-8147 FAX:59-0284
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