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2003 YOKKAICHI
今回は、「四日市健康づくり21」策定に向けての取り組みの最新情報をお知らせします。
四日市健康づくり21 〜元気で暮らそに!〜
 平成12年、国において「健康日本21」が策定されました。この「健康日本21」の最大の目標は日本人の死因の
多くを占めるがん、脳卒中、心臓病などの生活習慣病になることなく、健康でいられる期間を延ばすことです。
 この「健康日本21」の目標を実現するため、今年5月に健康増進法が施行されました。健康増進法は、より良い
環境を整備することにより、国民自らの意思での健康づくりを推進していくことを基本理念としています。  
 本市では、この法律の趣旨に基づき、「健康日本21」の地方計画である「四日市健康づくり21〜元気で暮らそに!
〜」の検討を平成14年度から開始しており、今年度中に完成させる予定です。
健康について年代別に検討
 この計画を策定するために、青壮年期、中年期、高齢期の各年代別に策定作業部会と専門部会を設置しています。  
 策定作業部会のメンバーは、保健所や社会福祉協議会など健康づくりに関連する機関の職員から構成されて
います。また、専門部会については、民生・児童委員、子育て中の人、市の講座卒業生、ボランティア団体・NPOの
皆さん、四日市商工会議所、社会保険健康事業団の協力を得ています。  
 平成14年度には、今後取り組むべき健康課題として各年代別に数項目を挙げました。  
●青壮年期…「肥満になっている」「がんの不安がある」「ストレスで体調が悪い」など  
●中年期…「がんの不安がある」「血圧が高い」「高脂血症がある」など  
●高齢期…「血圧が高い」「痴呆(ちほう)の不安がある」「寝たきりの不安がある」など 
●各年代共通…「丈夫な歯でいたい」  
 今年度は健康実態調査を行い、その分析を踏まえて各部会で今年度末までに、年代別の健康課 題ごとに取り組
 むべき目標を設定していく予定です。
保健事業の一元化
 今年の4月からは、保健センターと三重北勢健康増進センター(ヘルスプラザ)の業務を統合し、栄養、食生活を
はじめ、疾病予防から身体活動、運動まで健康づくりにかかわる保健事業を一貫して実施できる体制に変更しました。今後も市民の健康づくりのため、健康診査や健康教育など保健事業の充実に努めていきます。
問い合わせ先 … 保健センター TEL54-8281
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