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2003 YOKKAICHI
あなたの声 広聴のコーナー
今回は、2月5日と8日に開催された市政モニター会議での意見交換の内容から抜粋し、要約したものを掲載いたします。
市から 道路の渋滞緩和に向けた施策を進める上でのご意見などをお聞かせください
 本市を南北方向に貫く国道1号と23号は市民が利用する道路としてだけでなく、国内有数の
幹線道路として経済活動を大きく担ってきました。しかし、南北に移動する道路が不足している
ことから、この2つの道路は常に渋滞している状態です。
 また、本市では就業地が海側に集中する一方で、居住地域は徐々に西へと移り、朝晩の
通勤・帰宅の時間帯では東西に移動する車の交通量も増えてきました。
 さらに、社会経済の移り変わりとともに公共事業の実施が難しくなる中で、車の保有台数やその利用が増加してきました。そのことから、早期の渋滞緩和はますます困難を極めてきています。
 そうした中で、渋滞を緩和し、より快適に道路を利用できるようにしていくには、道路の整備
だけを進めていくのではなく、車との付き合い方や車の利用形態といったソフト面からも対策を講じていく必要があります。そこで、市では、新たな道路を造ったり、既存の道路を拡幅したり
といった物理的な対策と併せて、今ある道路を有効活用してもらえるよう、ソフト面での対策にも取り組んでいます。
 今後も渋滞緩和に向けた施策を進める上で、参考とさせていただけるよう、ご意見やご提案を
お聞かせください。
ご意見  多くの道路は車を優先に造られていて、歩行者や自転車には不便に思えます。車にとって
多少の段差などは全く問題ないにもかかわらず、車道はきれいに舗装されている一方、歩道は段差が大きく、またベビーカーを押して歩けないほどガタガタの所が多いようです。歩行者や自転車
にも優しい道づくりを期待します。
 道路を整備すれば車の利用はますます増え、交通事故も増えることが予想されます。それよりも、まず公共交通機関のサービスを向上することで、車の利用率を低減させることはできないでしょうか。自宅の周りからは、毎朝、一斉に同じ方向へ車で通勤する人たちがいるようですが、使い勝手の良いバスなどがあれば、車通勤からバス通勤に変える人も出てくるのではと思います。
 三岐鉄道の保々駅や暁学園前駅には、広い駐車場が整備されていて、利用者が多くいる
ようです。これは、パークアンドライドの成功例と思われます。また、自転車の利用を促進する
ためには、駅前駐輪場で自転車の盗難を防止することが重要と思います。
 本市ではコンビナート企業などの事業所が立地する地域や、人が多く集まる公共施設などは
駅から遠く離れていることが多いようです。たとえ市内に駅が多く存在しても公共交通機関の
出口部分と最終目的地とが有機的につながらなければ、何ら意味を持たないものです。公共交通機関を使おうと思っても、これでは使い勝手が悪いと感じます。
パークアンドライドとは
 自動車と鉄道の双方の特性を生かした移動方法で、主に都市の外縁部の駅に自動車で行き、駅周辺の駐車場に自動車を停めて鉄道に乗り換える方法です。本市では三岐鉄道の保々駅・暁学園前駅、近鉄湯の山線の桜駅
などで行われています。パークアンドライドは、渋滞緩和や公共交通機関の利用促進につながるのです。
(都市計画課TEL54−8194)
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〒510-8601 市役所市民生活課 広聴係 / TEL:54-8147 FAX:59-0284
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