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広聴のコーナー 今回は9月25日と28日に開催しました市政モニター会議(テーマは健康づくり計画)での意見から抜粋・要約したものを掲載させていただきます。
四日市市版の健康づくり計画を策定します
市から  最近、生活習慣病による死亡率が高くなり、また、若い時に罹患(りかん)する割合も増加しています。糖尿病の進行が人工透析へとつながり、高額の医療費が必要となります。また、脳卒中では寝たきりや痴ほうになる場合があります。このような情報の提供に努め、各年代に応じた健康管理を促進して生活習慣病を防ぐとともに発症している人に対しては症状を軽減できるよう取り組む必要があります。
 そこで、国の健康づくり計画である「健康日本21」でも、その予防に重点を置き、少子高齢社会の到来に向け、元気な高齢者を増やすことを目標に定めております。今回、本市もその四日市市版を策定するに当たり、市政モニターの皆さんから健康に関するご意見などをお伺いしたいと思います。
ご意見  家で食事を作る時は学校給食のメニューを参考にしているほか、インスタント食品や清涼飲料水はめったに買わないなど子供の食生活には気を配っている。子どもが小さいときは、毎年「広報よっかいち」と同時配布される「健康づくりカレンダー」で、健康診断や予防接種などの情報を確認していた。私自身は、パート勤めのため会社での健康診断がなく、数カ月に一度献血を行い、血液中の各種数値測定をして健康管理に努めている。
ご意見  昼間は仕事があり、運動することは困難である。市のスポーツ教室も、平日の昼間の開催が多く、参加できない。夜間、仕事帰りに参加できる教室があれば良いと思う。
ご意見  伊坂ダムで健康のため歩いている姿を多く見掛ける。より高い効果が得られるようにきちんとした歩き方の指導を受けられる教室などが増えればと思う。
ご意見  三重北勢健康増進センターの肥満防止教室などに通い、健康度チェックを行いつつ一年間、有酸素運動(エアロビクス)に励んだ。長時間、長距離歩いてコレステロール値を下げる方法もあるが、短時間の有酸素運動は体脂肪を燃焼させるのにより効果があると学んだ。
ご意見  日本の医療機関は延命治療を勧めるようだが、健康年齢こそが大事。これまでの保健行政は医療関係者主体で実施されてきたが、今後は医療を受ける側が何を望むかに重点を置いてほしい。行政もどれだけ保健事業に予算を割けるかが重要で、大きな公共工事をやめてでも予算を回すべきである。
ご意見  肉体的より精神的なケアが重要ではないか。将来に魅力を感じずに、多くの若者が長生きしたくないと思うような現在、高齢期の人々が元気で活気ある社会になれば、青壮年および中年期の人々にも良い影響を与えるであろう。
ご意見  ほかの先進国では具合が悪くなった老人を介護する以上に、その予防に努めること、すなわち高齢者の自立教育を重要課題と考えている。おのおのが自主的な健康管理を行うことは重要であるが、単に健康面だけでなく、精神面、生活面での自主教育が重要であり、介護保険を利用する人のためだけにお金を使うのでは、あまりに無策。むしろ介護保険を使わないで済むよう、その予防策にお金を使うべきである。
(保健センター TEL54−8282)。

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