児童館「こどもの家」として利用されている建物「旧四日市市立図書館」が、保存および活用が特に必要なものとして、国の登録有形文化財になることが決まりました。評価されたのは、次の点などです。
●三重県内では数少ない初期の鉄筋コンクリート造りの建築であり、昭和初期の建築構造・意匠の特徴をよく伝えている貴重な事例であること
●昭和初期の篤志家により地域社会への利益還元のために市に寄贈されたもので、図書館などの公的施設として市民に親しまれ続け、地域の景観の重要な要素となっていること