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                  |  | 21世紀に私たちが目指す社会は、女性も男性も個人としての尊厳が重んじられ、性別により差別を受けることなく能力が発揮できる社会です。市はこれまでも男女共同参画社会の実現を目指してさまざまな取り組みを進めてきましたが、社会の慣習にはまだまだ女性に対する差別や男女の役割に対する固定観念が見られます。そこで、さらに取り組みを進めるために「女性と男性のための共同参画プランよっかいち」を策定しました。 |  |  |  
           
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            | 男女共同参画社会の実現のため、1999年に「男女共同参画社会基本法」が施行され、法律や制度面での整備が進んでいます。市では1995年に「21世紀にむけての四日市市女性施策プラン」を策定し、「女性センター」の開館をはじめ、仕事と育児の両立を支える条件整備や男女平等教育の推進、審議会への女性の登用など7つの課題に取り組んできました。 しかし、社会の慣習や私たちの意識にはまだ女性に対する差別や偏見があり、女性と男性の役割に固定的な考え方が見られます。一方では、少子・高齢社会の進展、ライフスタイルの多様化、ドメスティック・バイオレンスやセクシュアル・ハラスメントの問題など、男女共同参画社会の実現に向けて解決しなければならない多くの課題があります。
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            | プランは、今後5年間の取り組みを示したもので、目標として「男女の人権の尊重」、「政策などの立案・決定への共同参画」、「家庭生活における活動と他の活動の両立」、「男女の自立」の4つを挙げています。プラン推進のために、 ● 女性の人権尊重
 ● ジェンダー(※1)に敏感な視点の定着
 ● 女性のエンパワーメント(※2)の促進
 ● パートナーシップ(※3)の確立
 の4つの視点に立って9つの課題を挙げています。(次のページ参照)
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                        | (※1)ジェンダー= | 生まれてから周囲とかかわりながら育つ中で、こうあるべきだとして身に着いた性別観念 |   
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                        | (※2)女性のエンパワーメント= | 女性が自らの意識を変えたり能力を向上させたりすることで、自己決定力を着け、社会などに対して力を持った存在になること |   
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                        | (※3)パートナーシップ= | 性別だけでなく世代や国境を越えて対等な関係で協力すること |   
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            | 市は、このプランを総合的、効果的に推進するため、「四日市市男女共同参画推進協議会(仮称)」を設置します。同協議会から、プランに対して、専門的な意見をいただくとともに、進み具合のチェックや施策の点検をしていただきます。さらに、市役所内に「男女共同参画推進庁内調整会議」を組織するとともに、それを支える「男女共同参画推進員」を各課に配置し、プランの着実な進行管理を行います。 また、プランの実現には市民、事業者、NPOなどが市と協働を図りながら、それぞれの立場で自主的な取り組みを進めることが求められています。
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