HOME >> 互いの理解で、進めよう外国の人との共生社会 2002/8月上旬
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 四郷地区の笹川団地には市内在住ブラジル人3100人のうち約8割近くが住んでいます。同地区では、交流会や生活相談など、共生に向け、より活発な取り組みが行われています。
 笹川中央商店街では、笹川西公園に大型テレビスクリーンを設置し、ワールドカップのブラジル戦を放映。日本人とブラジル人が一緒に観戦し、ブラジルチームの優勝で大いに盛り上がりました。
盛り上がるサッカー観戦会
 三重県と三重県国際交流財団(MIEF)では、四郷地区市民センターで毎週月・水・金曜日に外国人のための無料相談会を開催、地域での共生を支援しています。
 四郷地区では、外国人との共生を図る地域社会づくりを進めており、昨年は国際理解講座を開催しました。地域の日本人とブラジル人が集まり、スライドを使ったブラジル紹介やポルトガル語の学習、ブラジル音楽、映画を楽しんだほか、「トークバトル」と題して活発な意見交換を行いました。共生の輪がどんどん広がっています。
外国人集住都市会議
 「外国人集住都市会議」は、外国人が住みやすいまちになるよう法律や制度の変更について国に働きかけ、共生への問題解決を図ることを目的に平成13年5月に設立されました。外国の人が多く住む全国の13都市(三重県からは本市と鈴鹿市)で構成され、首長会議を開催したり、情報交換を行ったりしています。昨年10月には浜松市で公開首長会議を開催し、「教育」、「社会保障」、「外国人登録諸手続き」について討議し「地域共生に向けた浜松宣言」を提言。今年11月には会議参加各都市の首長と関係省庁、関係機関の担当者が集まり、外国人市民にかかわる諸課題の解決に向けて協議する予定です。
日本語教室「Vivaあみーご」
国際交流ボランティア・三谷知恵さん
 外国人のためのボランティアによる日本語教室「Vivaあみーご」を始めてから一年がたちました。参加者はブラジルのほかペルー、キューバ、カナダの人など毎回20人ほどで、日本人のボランティア10人ほどが交代で教えています。教室の名前にもあるように「あみーご(友達)」になることを目的に、日本語を楽しく学んでもらえたらと思います。お互いに先生になったり生徒になったりしながら、お互いの国の文化や生活習慣、国民性を理解しながら信頼関係を築いていきたいと思います
四郷地区市民センターでの国際理解講座
この特集のお問い合わせは、国際課(TEL 54-8114)へ
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