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広聴のコーナー
 今回は、今年度の市政モニターの方からお寄せいただいたご意見・ご要望の中から抜粋・要約したものを掲載させていただきます。
導入の効果と課題を検討していきます
ご質問
 最近、男女共同参画という言葉をよく耳にするようになりましたが、本市の取り組みについて教えてください。
 
  本市では、男女共同参画社会の実現に向けて、平成5年に「女性課」を誕生させました。また、平成7年には「21世紀にむけての四日市市女性施策プラン」を作り、事業を展開してきました。しかし、人々の意識や行動、社会の慣習の中には、まだまだ女性に対する差別や偏見、「男は仕事、女は家庭」というような男女の役割に対する固定的な考えが見られます。
 こうした状況を踏まえ、引き続き取り組むべき課題や社会情勢などの変化などに対応するため、本年4月に「女性と男性のための共同参画プランよっかいち」を策定しました。(詳細は「広報よっかいち」9月上旬号の特集でお知らせします)。今後はこのプランに基づき、行政だけでなく、市民・企業・団体・NPOなどと連携し、男女共同参画社会の実現を目指して取り組んでいきますので、ご協力をお願いします。

(女性課TEL 54-8331)

導入の効果と課題を検討していきます
ご質問
 「子育て」はまず「親育て」からと言われますが、市では妊娠期の母親や乳児期の子どもを持つ親のための教室などを開いていますか。
 
 乳幼児期の子どもの心の発達は一番身近な養育者の心の状態と密接に関係します。また、母親の心の状態は、父親の態度や生活状態にも大きく影響されます。そこで、乳幼児期の子どもの心の健康には、妊娠・出産・育児に関する母親の不安を軽減し、育児を楽しみ、子どもの豊かな心の成長が望めるような育児環境の整備が不可欠です。このため、保健センターではさまざまな教室を開催しています。いずれも指導型の教室ではなく、父親の育児参加や良好な母子間の愛着形成を促すことによる育児不安の軽減や「親育て・父性母性の滋養」を目指しています。

【妊娠期の教室】
パパママ教室…沐(もく)浴やおむつの当て方などの体験、妊娠中および赤ちゃんとの生活に関する話、父親の妊娠シュミレーションスーツ着用体験など
デンタルマタニティースクール…歯科健診や染め出しによるブラッシング実習、妊娠期の口腔内疾患や赤ちゃんの歯を丈夫にするための食事・離乳と噛むことの必要性などの話
プレママ栄養教室…妊娠を望む人や現在妊娠中の人を対象とした食習慣と栄養の話、後述する「ぴよぴよクラブ」参加者との交流、赤ちゃんとの触れ合い体験

【乳幼児期の教室】
ぴよぴよクラブ…参加者同士の交流、希望者には身体測定や育児相談
乳幼児食教室…離乳食から幼児食の話、デモンストレーションや試食
歯ハハの教室…むし歯予防の話、歯科健診や染め出しによるブラッシング実習・フッ素塗布

(保健センターTEL 54-8187)
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