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市政最前線
今回は、中部国際空港への海上アクセスに
ついての最新情報をお知らせします。

 中部国際空港と四日市地域を結ぶ海上アクセスは、今年3月に事業者を再公募したところ、応募があった(株)五島産業汽船(長崎市)を運航事業に向けた優先交渉者として選定しました。
 アクセス事業化への最大の課題であった運航事業者の確保のめどがたち、実現に向けてより大きく前進することができました。   
 今回の再公募は、運航事業者からの「提案型」であるプロポーザル方式で実施しました。事業者からの主な提案内容は次のとおりです。

*事業方式

 事業開始から10年以上の運営・管理は運航事業者単独による民間事業を基本とする

*運航計画

(1)利用者数 500人/日を想定
(2)施設規模
   (1)旅客ターミナル:床面積1000平方メートル
   (2)駐車場:250台分
   (3)浮き桟橋:ポンツーン1基・全天候型のフード付き
(3)運航船舶 双胴型60〜80トン程度を2隻運航。速力は34ノット(時速約63キロメートル)で定員は100人
(4)所要時間 空港島との間の約28キロメートルを35分で運航
(5)運航ダイヤ 朝夕のピーク時で40分間隔とし、運航時間帯は6時30分〜22時ごろを予定
(6)運賃 片道1500円
   (駐車場は無料)を基本に各種割引運賃を検討する

*アクセス船発着場所

 四日市側の拠点場所は候補地として霞ケ浦浜園地区

空港との同時開業を目指します
 
以上の提案に基づき、今後、関係者と協議・調整を重ね、今年12月を目標に運航事業者と協定を締結する予定です。 また、現時点での全体スケジュールとしては平成15年度から船舶、浮き桟橋の建造およびターミナル、駐車場の整備に順次着手し、平成16年12月末には全ての施設整備を完了させて、平成17年3月の中部国際空港との同時開業を目指しています。海上アクセスの実現により、四日市港が国際空港への海の玄関口となり、外国人を含む多くの人が訪れる交流の場となることで、四日市地域のさらなる発展が期待されます。
問い合わせ 政策課(TEL54−8105)
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