HOME >> 取り組み続けよう、地球にやさしい活動 2002/6月上旬
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市では、地球温暖化をはじめとする環境問題に対し、市役所の業務に伴う環境への影響を少なくしようと取り組んでいます。本庁舎、北館、市営中央駐車場では環境管理の国際規格であるISO14001に基づく活動を、そのほかの施設では市独自の環境管理システム(YSO)に基づく活動を続けています。さらに、市民のみなさんや県との協働により、市民版環境ISOの「ISOP(イソップ)計画」を策定することで、全市的に環境への影響を少なくする活動を展開し、効果を上げています。
 市では、平成12年2月に国際規格である「ISO14001」の認証を取得。「事務事業」、「公共工事」、「環境保全・創造」の3つの分野で、できるだけ数値化した目的、目標を設定し、継続的に改善を進めながら目標達成を図っています。平成13年度は16項目に取り組み、ほぼ目標を達成しました(表(1))。
平成14年度の取り組み
平成13年度の実績を踏まえ、3つの分野で17項目の目標を設定しています。主な項目は以下のとおりです。
【事務事業】 電気使用量・ガス使用量・コピー用 紙使用量・自動車燃料使用量・ごみ排出量など の軽減
【公共工事】 工事に伴う環境への影響の低減など
【環境保全・創造】 ごみ減量に関する施策・生活排水に関する施策・地球温暖化防止に関する施策の推進、公共施設の緑化推進の検討
 平成13年7月から各地区市民センター、保育園、幼稚園、小学校、中学校をはじめ、市の各施設(約200施設)で、市独自に設けた環境マネジメントシステム「YSO」に基づき、環境への影響の低減活動を実施しています。
 イソップ計画は、本市と三重県北勢県民局、菰野町、楠町、朝日町、川越町の住民、事業者、行政で構成された「四日市生活創造圏ビジョン推進協働会議(34530会=さんしごみまる会)」のISO14001推進実行委員会が、環境への影響を低減する取り組みを市民にも広げようと、平成13年度に策定したものです。この計画では、家庭で環境に配慮した暮らしの目標を立てて実行すると、34530会から認定証が受けられます。
●イソップ家族募集中
お問い合わせは、34530会事務局(北勢県民局企画調整部内・TEL52-0600)へ
 
 市では、ISO14001とYSOの2つの環境マネジメントシステムに基づき、本庁舎をはじめとする市の施設で、これからも積極的に環境保全へのさまざまな取り組みを続けます。市民や事業者のみなさんも、毎日の生活や事業活動をもう一度見直して環境への影響の低減に努め、みんなの協働で次世代に”きれいな環境”を引き継ぎましょう
表(1) 平成13年度の主な目標達成の度合い(平成10年度比)
項 目 目 標 実 績
電気使用量 1%削減 0.66%削減
ガス使用量 5%削減 5.42%削減
コピー用紙購入量 10%削減 45.4%削減
コピー機カウンター数 平成12年度より削減 7.0%削減
自動車燃料使用量 6%削減 17.2%削減
庁舎からのごみの減量 75%削減 75.8%削減
 廃棄物処理法の改正に伴い、昨年の4月から処理基準を満たさない施設では、例外を除いて野外でのごみの焼却が禁止されました。
 野外焼却が禁止されてから、1年が経過しましたが、今でも不適正な焼却が見受けられます。
 庭先や空き地などでごみを焼却すると、ダイオキシンが発生したり、煙や悪臭、灰によりご近所に迷惑を掛けます。家庭では、ごみを燃やさずに、ごみ収集日程表のとおりに出してください。
例外は伝統の行事によるものなど
具体的な例
火災予防訓練 正月の「しめ縄、門松など」を焼く行事 焼き畑、あぜの草や下草の焼却 落ち葉たき たき火 など
お問い合わせは、生活環境課(TEL54- 8192)へ
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