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今回は、「基礎的な学力の定着について」
最新の情報をお知らせします。 |
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[ パソコンを使った授業 ] |
本年4月からの学校週5日制の実施に伴い、授業時数が削減される中、子どもの「学力低下」が懸念されています。市では、次のような取り組みを行い、児童・生徒に確かな学力を身に付けさせます。
○学習方法の工夫・改善
今年度、市では、「わかる授業・楽しい授業」が実現できるよう、次の2点を進めています。
(1)理解や技能の習熟の程度に応じた指導や個別の指導
(2)観察・実験や調査・研究、発表・討論などの体験的・問題解決的な学習
特に、市独自で53人の先生を新しく採用し、少ない児童・生徒数で学習する「少人数教育」や複数の先生で授業を進める「ティームティーチング」の授業などを積極的に取り入れ、一人ひとりを大切にした、一人ひとりの理解や技能に応じた指導をするよう努めています。
また、中学校では選択教科を増やし、生徒の能力・適性や興味・関心などに適切に対応する学習をしています。
○到達度検査の実施
基礎学力の定着・向上を目指して次の取り組みをします。
市独自で小学校5年生(国語・算数)と中学校2年生(国語・数学・理科・英語)全員を対象に、到達度検査を5月下旬に行います。
この検査は、児童・生徒の到達している現在の学力を把握するとともに、全国と比べて、どのような傾向があるのかなどを調査するものです。
この検査結果を基にして効果的な指導方法の工夫や補助教材の開発・作成などを行います。
○評価の改善
今年度から、すべての学校で学習の評価が目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)になります。身に付けた学力をほかの子どもと比べる(相対評価)のではなく、目標とすべき学力がその子にどれだけ付いているかを評価します。
子どもの学習の到達度を適正に評価し、繰り返し授業などで基礎的・基本的な学力の確実な定着を目指します。
各学校では、一人ひとりを大切にした授業の質の向上に努め、授業が変わるよう取り組んでいきますので、市民のみなさんのご理解をお願いします。
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■問い合わせ 教育委員会指導課(TEL:54-8255) |
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