すべての人々は、快適な環境を享受する権利を有するとともに、快適な環境を将来の世代に継承する責任と義務があります。
私たち、行政に携わる者としては、市民・事業者・行政が続けてきた四日市公害の克服に向けたさまざまな努力を、誰よりも深く認識するとともに、環境保全活動を率先垂範して実践する強い自覚が必要です。
四日市市役所は、次の基本方針のもとに、地方公共団体としての自らの活動及びサービスを環境の視点でマネジメントすることにより、快適な環境都市四日市を実現するとともに、快適な環境を将来の市民に引き継いでいきます。
1 環境負荷の低減を図り、快適な環境を保全し創造するため、環境マネジメントシステムを確立し、 環境マネジメントシステムにかかる組織、運営体制を整備し、役割と責任の所在の明確化を図ります。
2 環境マネジメントシステムを随時見直し、継続的改善を図ります。
3 私たちの取り組むべき重点テーマを次のとおり定め、積極的に環境に配慮した取組を進めます。
@ 市役所庁舎等の省エネルギー、省資源並びに廃棄物の管理、減量・リサイクルの推進に努めます。
A 環境に配慮した公共工事の推進に努めます。
B 環境の保全及び創造に関する施策の推進に努めます。
4 環境関連法令、条例、協定、その他の合意事項を順守します。
5 環境に関する意識の向上、及び環境方針に沿った活動・サービスが継続的に実践できるよう、 職員への教育・訓練を実施します。
6 環境マネジメントシステム文書等は、広く四日市市役所内外に公表します。
1999年8月1日
四日市市長 井 上 哲 夫
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