市立四日市病院

市立四日市病院

歯科口腔外科

スタッフ

石井 興(いしい こう)部長
卒業年次 平成5年卒
専  門 口腔外科一般、口腔癌、顎外科、唇顎口蓋裂
資  格 日本口腔外科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医(歯科口腔外科)
日本口腔腫瘍学会暫定口腔がん指導医
日本有病者歯科医療学会認定医・専門医・指導医
日本口腔科学会認定医
藤井 仁(ふじい ひとし)副部長
卒業年次 平成17年卒
専  門 口腔外科一般、口腔癌、顎外科、唇顎口蓋裂
資  格 日本口腔外科学会専門医・指導医
日本がん治療認定機構がん治療認定医(歯科口腔外科)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
抗菌化学療法認定歯科医師
鯉江 信(こいえ しん)副医長
卒業年次 平成26年卒
専  門 口腔外科一般
資  格 日本口腔外科学会認定医
福岡 佳昌(ふくおか よしまさ)医員
卒業年次 平成31年卒
専  門 口腔外科一般
山際 康介(やまぎわ こうすけ)研修医1年次
卒業年次 令和4年卒
専  門 口腔外科一般

特色

♦診療方針(特徴)

当科は、三重県北勢地方の最も実績ある歯科口腔外科の施設として、常勤医4名、歯科臨床研修医2名で顎・口腔外科的疾患を主体に診療を行っております。主な疾患について、以下に記します。

口腔悪性腫瘍(口腔がん)

手術療法を主体とし、切除後の広範囲な欠損に対しては、形成外科と協力し遊離(骨)皮弁などによる再建手術を行なうことにより、口腔機能を回復し審美的にも良好な結果を得ています。また手術治療ばかりでなく、放射線科と協力し放射線療法や化学療法(抗癌剤の選択的動脈注射など)を組み合わせ、個々の患者さんの状態に応じた治療を行っています。

顎顔面外傷

顔面骨骨折に対しては、積極的に手術療法を行います。手術の際には、より審美的な切開を選択し、骨の固定には吸収性材料を用いることで、治療期間を短縮し、早期の社会復帰をめざしています。

顎変形症

咬合異常を伴う顎顔面の変形に対しては、歯科矯正専門医と連携し治療を計画します。下顎骨や上顎骨骨切り術を行い、咬合の回復、顔面変形の改善に努めています。

先天奇形

口唇口蓋裂児には、哺乳の改善、顎発育の促進目的のため、出来るだけ早期に人工口蓋床(Hotz床)を装着し、口唇裂は生後4~5カ月、口蓋裂は生後1年6カ月頃に手術を行ないます。また将来的に言語治療や歯科矯正治療が必要となる場合が多いため、言語療法士や歯科矯正専門医とも密接に連携して治療にあたっています。症例により専門性の高い施設への紹介も行っています。

埋伏智歯(親知らず)、顎骨嚢胞性疾患

おもに外来で埋伏智歯の抜歯、嚢胞摘出術を行ないますが、一度に数本の埋伏智歯を抜歯する場合や大きな嚢胞摘出の場合、または極端に恐怖心が強い患者さんに関しては、2~3日間入院し、静脈内鎮静麻酔や全身麻酔下に手術を行なっております。

顎関節疾患

顎関節症に対しては、各種画像診断の後、薬物療法、スプリント療法、開口練習、顎関節洗浄療法などを行なっております。

口腔粘膜疾患

前癌病変である口腔白板症に対しては手術療法、定期的観察を、扁平苔癬に対してはステロイド軟膏治療、漢方治療などを行なっています。

唾液腺疾患

腫瘍、炎症などの治療を行なっていますが、特に唾石症の場合は、出来る限り口腔内からの唾石摘出を行ないます。

睡眠時無呼吸症候群

口腔装置(oral appliance)の作製を行なっております。

※留意していただきたいこと

当科は、歯科口腔外科的治療を専門に行なっていますので、むし歯、歯周病に対する治療、入れ歯作製などは原則的には行なわず、地域の開業歯科医院に御紹介しております。何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。

診療実績

♦2021年手術室手術診療実績
口腔腫瘍 良性 9例
  悪性 18例
顎顔面外傷 10例
嚢胞性疾患 53例
抜歯など 261例
炎症性疾患 3例
顎変形症 8例
唾石症 2例

施設認定

公益社団法人 日本口腔外科学会認定研修施設
一般社団法人 日本口腔腫瘍学会口腔がん専門医制度指定研修施設
特定非営利活動(NPO)法人 日本口腔科学会認定研修施設
歯科医師臨床研修単独型臨床研修施設

外来診療 外来診察予定表はこちらから

受付時間:月~金 8:30~11:30 
初診、再診(当番制)

月、水 午後 外来小手術(予約制)
午後 入院手術(予約制)
午前・午後 入院手術(予約制)
午後 特殊外来、経過観察外来

・緊急手術の場合、予約の変更等をお願いすることがあります。

※歯科口腔外科の初診は、紹介状をお持ちの方のみとなります。

医療設備

歯科診療用チェアー 5台

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